オリオンビールの工場見学に行くことになり、
「その前に、なんか食べたい!!」と必死で食事できる店をさがしたが
昼2時前ってどの店も閉まってるのねん……。
あきらめかけた時、商店街にポツンと空いてる食堂を見つけて
かけこんだらコレが大正解!
へたすると、沖縄の食事で一番美味しかったかもしれない……。
小さな店内は、ふたりのおばちゃんと、良く日焼けした小学生くらいの女の子が
客席に座っておしゃべりしていた。
これまた小さな座敷に通されて注文を終えると、おばちゃんふたりは台所へ。
残された女のコは、ひとりでアイスを食べている。
私たちが話しているようすを、彼女がじーっと見つめているので
「こんにちは」と話しかけてみる。とたんにプイッと横を向く。
でも、またじーっ……。さらに座敷に上がってきて連れの隣に座ってじーっ。
苦笑しつつ「それ、パピコ?」と聞くと、やっと「うん。冷たいの」と答えた。
それから料理が来るまで、その子とたわいもない話をする。
しっかし、ホント真っ黒にやけた肌、赤いチェックのワンピース、おかっぱで
「沖縄のこども〜!」というかんじがおかしかったな。
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