3日目 秋田〜岩手 魅惑のホルモン 盛岡で憧れじゃじゃ麺


朝7時には起きて、さっそく一番風呂。
なんだか入れば入るほど肌がつるつるになるような…露天風呂、気持ちよすぎ!
朝食も山菜三昧で、山芋のとんぶりのせとか美味しかったなー。


そのあと売店のきりたんぽを買い食いしたかったので、白いごはんは控えめに。
(きりたんぽは、このあたりが発祥の地。後で買ったら、もちもちで予想以上に美味しい!)


周りの皆様に挨拶をして、朝8時半の市民バスで宿を出る。
ちょっと早いけど、この後のバスは午後発になってしまうので仕方ない。
ちなみに部屋代が2040円、寝具代、食事代込みで4800円くらいだったかな?


バスに乗り、とりあえず鹿角花輪駅へ向かっていたものの、
トイレ休憩でバスが立ち寄った道の駅が面白そうなので途中下車。


ここは、ちょっとしたイベントスペースのようになっていて、
連休のせいかお店もいっぱい出ています。わー。
きりたんぽ鍋、ホルモン煮込み、岩魚の炭火塩焼き、地鶏串塩焼き、
海産品いろいろ(青森から?手作りウニごはん美味しそう〜!)、保存食…
目移りしつつ、この後のお昼には行くべき店があるのでぐっとガマン。


でも「せんべい汁」だけ食べようかな…存在は知ってたけど食べたことないのよね。えへへ。
トン汁のようなものに、味のない「せんべい」を割りいれる郷土料理。
せんべいがお麩のようにふやけていて面白い。地方にはかわったものがあるなー。


別の仮設スペースでは、地元でとれた新鮮激安野菜が所せましと並んでいる。
ほとんどが200円くらいで、思わず大量に買いたくなっちゃったわ〜。


厳選しつつも、袋にパンパンに入った立派なみょうが200円は即買い!
それと紐に結ばれた赤い南蛮(唐辛子)100円、両手いっぱいの国産にんにく200円。
さらに、保存食スペースでみょうがの漬物200円、大根の味噌漬け100円、
ピリ辛南蛮味噌(温かいごはんにでも、豆腐、野菜、魚にでも。酒のつまみ)200円も買う。


袋ごとに生産者の個人名が書かれているので、
おばあちゃんたちが、この保存食をつくっている姿を思い浮かべながらいただこう。


2時間以上堪能して、鹿角花輪駅へ。
観光案内所で「すいません〜、ホルモンの幸楽へ行きたいんですが」と相談すると、
すごく感じのいい職員さんが手書きの町内飲食店マップをくれた。
「ちゃんと調べだつもりだども、まちがってだらもっさげねっす!」と書いてある。笑


さあ、いよいよ本日のメインイベント「ホルモン幸楽」へ!
以前、Yちゃんに現地からクール宅急便でホルモンとキムチを送ってもらい、
そのあまりの美味しさに「いつか行って現地で食べよう」と思っていた店ですわ。


ちなみに昔このあたりは鉱山があって、肺病を病む人が多かったので、
「内臓を食べると内臓が良くなる」とかでホルモン料理が発達したそうです。


座敷に座って、とりあえず生ビール、ホルモン(300円!)、焼き肉、キャベツ1人前ずつ。
各テーブルのガスコンロにジンギスカン鍋をセットし温まったところで、
もみだれに漬けられたホルモンと焼き肉をジャー!
立ち上るにんにくの香りがたまりません!きゃー!


途中でキャベツも投入し、火が通ったところでいただきまーす。
……ううーん、美味しい。
ほどよく残った脂のホルモンはプリプリで、独特の甘辛たれがピッタリ。
焼き肉もやわらかくてたまらんわー。ああ、ビールがすすむ!!


ちなみに隣の若者たちは、丼ごはんをわっしわっし食べていた。わかるわ、その気持ち!
自家製キムチ200円(これも美味しいのよー)も追加して、
もう一杯大生ビール。ひとり宴会、幸せ…。


そういえば、最後にうどんはあるのかしら?と聞いてみると、
「おいてないのよ〜。今度来るときは、自分で持ってきて!」だそうです。笑
本当に次は持参しようかな〜。絶対、あのタレにからめて食べると美味しいはず!
もちろん最後に生卵、刻みネギは入れたいわよね…ハアハア(妄想)。


食後に、以前Yちゃんが送ってくれたのと同じ内容を、今度は私からYちゃんに送る手配。
楽天とかでも売ってるので、興味のあるかたは取り寄せてみてくださいませー。
ただし、ものすごいにんにくなので、翌日休みの日に食べることをオススメしますわ。


「あー、食った、食った」というわけで、
ローカル花輪線で盛岡へ…と思ったら電車は3時間後!ガーン!
うーむ、どうしたものか。
仕方ないので「呑んで待とうかな〜」と、荷物を預けて町の散策へ。
小さな町なので、30分もあればぐるっと一周できてしまう感じ。
「♪知〜らな〜いま〜ちを歩い〜てみ〜た〜い」とノリノリで歌いつつ、
小さな時計屋や、やたらにひらがなの店名が多いスナックエリアや、
「おやつの店」と看板に書かれた洋菓子店など観て回る。


一瞬萌えたのは、この「びっくり食堂」。のれん最高!
中を覗くと定食と丼ものだけで、つまみがなさそうなので断念する。


すこし行ったところにある「大統領」ものれんがステキ(中はきれいな店)!
昼間は定食屋ですが「夜のメニューも出せますよ」とのことなので、
居酒屋メニューを拝見してとりあえずビール。
もちろんおなかはすいてないので、「チーズ粕漬け」を数切れつまみ、
テレビを見ながらぼんやり薄い焼酎の水割りなど。


そういえば昨日は、「このまま青森行こうかな〜。
いや、青森から出ている北海道行きのフェリーが早くなったらしいから、
旭川に塩ホルモン食べに行くって手もあるな…」とか本気で考えてたのよね。
三連休とはいえ、さすがにハードすぎるのでやめましたけども。


あっという間に3時間がすぎ、駅に行って盛岡行きの電車に乗る。
うーん、木造の駅舎とかいいねえ。


2時間弱で盛岡に到着し、駅構内の都会っぷりに一瞬くらくらする。
久々の「タリーズ」の看板がまぶしいわ!


さあ、盛岡といえば!というわけで、とりあえず観光案内所へゴー。
「すいませーん、白龍(パイロン)に行きたいんですが」と伝えると、
死ぬほど聞かれているだろう流暢な説明で地図をくれました。ありがたや。


バスに乗って(環状線でどこまで行っても100円!)市役所前で降り、
目指すはじゃじゃ麺の名店「白龍」でございます。


まだ時間が早いので、すんなりカウンターに座れた。
じゃじゃ麺とは、太目のゆで平麺に、肉味噌、きゅうりねぎをのせて混ぜて食べる郷土麺。
「大・中・小とあります」とのことなので、ひよって小。


熱々の茹で麺にのった肉味噌をわっしわっしと混ぜて、
酢やラー油を好みでかけていただきます〜。
きゃ〜!美味しい〜!もちもちの麺とピリ辛濃厚味噌がぴったり。


そして、この後のお楽しみが「チータンタン」。
卓上にある大きな赤玉の玉子を、食べ終わった皿に割り入れて自分でときます。

それをカウンター内に戻すと、熱々のスープと味噌を追加してくれ、
かきたまスープのできあがり!味噌をよーくといていただきまっす。
こ、こ、これがまた美味しいー。たまらんわあ。
しかもお会計は400円(小350円、チータンタン50円)!ありえなーい!


盛岡三大麺といえば、この「白龍のじゃじゃ麺」「ぴょんぴょん舎の盛岡冷麺」
「わんこそば」だろうけど、ぴょんぴょん舎は銀座にもあるしなーと諦め。
でも、帰りに寄った岩手物産館でお土産チルド商品を買っちゃいましたけど。
あー、充実の旅行、いや出張でしたわ。
明日のお昼用に「南部鮭はらこめし」を買って、7時台の新幹線でびゅいっと東京へ戻る。

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