和食

BIRD LAND<ばーどらんど>
★★★★
銀座

中央区銀座4-2-15 塚本素山ビルB1F 

03-5250-1081
17:00〜21:30
定休:日祝

阿佐谷にあった焼き鳥の名が銀座(寿司「数寄屋橋次郎」の真横!)に移転した。
まったく予約が取れない状況だったけど、連れが店主と知り合いだったため席を作ってもらう。
コネなんてキライ!なんて言わずに、美味しいものを食べるならガンガン利用じゃー。


異様に緊張感あふれる焼き場をぐるりと囲むカウンター。
串の一本一本に集中しまくっている様子を見て、大衆系の焼き鳥とは全く違う物だなーと思う。
どちらにも良さがあるし、私はもちろん両方好き。
焼き鳥はまんべんなくどれも美味しいです。というか、マズイわけない材料と技術。
一般的な串もの以外には、吉田牧場のチーズ焼きが良かったなあ。
軽くあぶって、とろんととけたところを食べる。あー、白ワイン呑みたい。
おつまみのレバーパテのくさみが全くないのも驚き。
そしてメインイベント親子丼は、肉のうまみがぎっちり出ておりましたとさ。(2001.12)

胡桃<くるみ>
★★
恵比寿

渋谷区恵比寿南1-4-3 第三紀ノ国屋ビル5F 

03-3710-3383 
18:00〜2:00
定休:日、祝日 
ほとんど看板がでていないので、知らないとわからないだろうなあ。
店内は暗いけどアフリカンポップスみたいなのがかかってる。
和食といっても、それほどワザとかをかんじるものではなく、家庭料理っぽい。
でも、カラダに優しいモノを食べたいときは良いかも。雰囲気はいい。
コースがメインらしい。(2002.2)
吉膳<よしぜん>
★★★★★
京都市・祇園

 

075-541-6441
 
 
いや〜。京都ってスゴイ…!という感動を心底味わえた。
かなり度肝を抜かれ、ホント美味しかった!! 
前菜からエッジのきいた皿ばかり。
旬の筍は炭で炙って食べるんだけど、ホクホク、ジューシー。
の刺身もただのお造りで出すのではなく、ネギをくるっと巻く。
見た目も美しいし、なによりうまい…。
おこわの蒸し茶漬けや、白子のすり流しなど、最初から最後まで驚きっぱなし。
デザートは、コーヒーゼリー?と思ったら、黒蜜のシャーベットとか。
しかもすごいおいしい。ホント絶対にまた行きたい!
京都がますます好きになった!センスと工夫、そして確かな技が光る店。(2002.3)

 

2回目の来店。すごい楽しみに来たよ〜! 
やはり期待通り最初からめちゃウマ。
前菜はいちじくに練り味噌をかけたもの。意外な組み合わせながら、う、うまい!
刺身はやっぱり鱧。目の前で骨切りしてくれる。
これがまた、今まで食べたことのないようなおいしさ。ぷりぷりツルツルジューシー!
すばらすぃー!
アッという間の1時間。また次の季節も来たいなあ……。秋は松茸? (2002.8)

 

本日で4回目の来店。
ちょうど初めて訪れてから1年経つのかな。
まずは、ビールを飲みながら、突き出しを何品か。
中でも気に入ったのが、おちょこくらいの大きさのガラス器に入ったあつあつの茶碗蒸し。
中に、伊勢海老のみそがたっぷり入っている。うううーん。めちゃうま!とろける〜。
ハタハタを、さっと素揚げにしたものも美味しかったなあ。
エンドウ豆のすり流しには、菜の花と筍、伊勢海老の身が。
出汁がしっかりとってあって、相変わらず和食の神髄を楽しんだ。
お造りは真鯛でアサツキをまいたもの。それをとろみをつけたおろしポン酢で食べる。
このポン酢も、中心にぱらりと七味がふってある。つまは、みょうがの細切りをさらしたもの。
べつに生岩海苔がついていて、これまたナイス。


途中には、おなじみのおこわ蒸し茶漬けが入る。
白身魚の薄切りの上に、固めに炊いたおこわを敷いて蒸し上げ、たっぷりの出汁をかけたもの。
胃がおちつきます。
焼きもののサクラマスは、脂がたっぷりのっている。
それを、刻んだ木の芽が入ったタレ(米酢を出汁で割っている)にたっぷりつけて食べればサッパリ。
川魚だから、臭味を消して食べると良いのだそう。鮎みたいだねえ。
タラの芽の天麩羅は、苦みが最高。
穴子も、ジューシーでプリプリしているけど、程良くカラッと揚がっている。
料理をひきたてる冷や酒がすすむわ〜。
ごはんを盛った小皿には、おなじみのちりめん山椒(大好物!)と菜物をきざんだもの、
サクサクの筍の漬け物が。
すぐにごはんが来るのかなと思ったら、「お酒がまだ少し残ってますので」と
ゴリの甘露煮を出してくれた。
前回とかは、これって突き出しの段階で出ていた一品。
でも、日本酒にぴったりなので、すごくうれしかった。


この店がすごいのは、主人一人でやっているのに、異常に手が早いこと。
私たちは食べるのが早いのに、絶対「待った」という気がしない。
それなのに超完璧な皿を運んでくる…。
一人であのレベルの物をあのペースで出すって…驚異的だよ。
ごはんをお願いすると、つやつや熱々の白米がお茶碗に盛られてくる。
それを漬け物と食べていると、ああ、幸せ〜。
おかわりを半膳ですると、ガバッとちりめん山椒も盛られてきた。
前回もそうだったけど、こういう気遣いがうれしいよねえ。
デザートは、毎度おなじみグレープフルーツのフレッシュゼリーと、黒蜜シャーベット。
ちなみにこの日は着物姿のおかみさんが途中から助っ人で来ていた。(2003.3)

釣人料理外道屋(つりびとりょうりげどうや)
★★★★
西荻窪

杉並区松庵3-10-2

03-3333-9983
19:00〜23:00(O.S22:00)
定休:日、海の状態により休みあり

和食というか、魚料理屋?
夫婦でやっているお店だけど、年のうち1/3くらいしか店をあけないという恐ろしい店。
定休日なんてあるようなないような…。
それ以外は何をしているかというと、世界各国でつりをしているらしい…。
普通の流通ルートじゃ回らないような、聞いたことのない深海魚や
ものすごい柄の魚を食べさせてくれる。
しかも、その料理が目茶旨い!!

店の作りはふつうの割烹風。
入ってビールを飲んでいると、手書きの「本日の酒肴」と書かれたメニューとともに、
なんと15種ほどの一口サイズのおつまみが乗った皿が出てくる。
見た目もステキだし、内容もくせものぞろい。
「シイラの卵の塩漬け」「アキアジのヒズ」「イスズミのマスタードソース焼き」
「大ニベの浮き袋鶏と干し椎茸よせ」「ボラのブランダード風」などなど。
「これはナンだろう?」とメニューと見比べるのも楽しい。そして、何よりおいしい!
ビールもそこそこに日本酒にいきたくなってしまう!
実はすごく手が遅いという主人で、時間稼ぎのためにこの方法を思いついたらしい。
実際これは正解で、まったく遅さは感じないでいられた。
そのくらいこの最初の15種はものすごい充実感!全部かなり手が掛かってると思うけどなあ。
そのあとは「まんぼうの刺身」や、ちょっと変わった鯖の昆布じめなど刺身が何度か。
両方初めて食べる!洋風のソースで和えたお刺身もあったなあ。
「亀の手」と呼ばれる貝のようなものの、辛口炒め(あくまでも薄口)も美味しかった〜。
最後にみそ汁と、炊き込みご飯でシメ。ホント一月分くらいの魚を食べたかんじ。
主人曰く、今日だけで50種は食べてるとのこと。恐ろしい!
ちなみにこの次の日から夫婦はヴァージニア諸島に旅立つらしい…また来たい!!!(2002.10)

八時半までの入店ということだったけど、やや遅れて入店。
とはいえ、あの元気なおねえさんが感じよく出迎えてくれた。
しかしこの人、前に増して海焼けして黒くなった気がするなあ……。
連れが更に遅れてくることになっていたので、
一人でビールを飲みながら例の前菜盛り合わせを食べる。これがまた素晴らしい〜。
超一口サイズのつまみ十数品が、一皿の上に並ぶ。
品書きをもらってきたので羅列すると……
すずきの卵塩辛と魚の胃袋和え/魚の浮き袋と鰹の塩辛和え/真いかの子供の墨よせ塩漬け /
鯖のトマトソース煮/ほたるいかのクリーム煮/鰯のごま風味煮こごり/
たこのたらこ風味和え/あみとまんざい魚煮こごり/めかじきとオリーブのリエット風/
いかすみのリゾットよせ/カリブ海風フィッシュケーキ/鮭と酒盗のチーズよせ/
魚の卵と身の煮こごり/さめのローズマリー風味/小女子のペペロンチーニよせ/
うにのムース……。
前回は以上の品名を書いた紙をもらっても、どれがどれを指すのかわからなかった。
でも今回は、品書き順にキレイに扇状に並べられているため
(中央にミニミニ小鉢が4つ並ぶ)、ただ品書きを渡されて
「中央の4つの小鉢、その次に左下から扇状に書いてあります」と、
添えられればわかるようになっているのがスゴイ。
二人で 回してる店だからこそ、その時間稼ぎは重要だろうし、
そうやって店が進化してるとえらいなーと思うよね。
自然と日本酒向けのつまみになりがちなはずなのに、
前菜を食べる段階ではビールを飲むというのを見越して、
ビール向けのつまみもバランス良く入っているのも嬉しい。
ちなみに日本酒は陶器のグラスがキッチリ冷やされ、そこになみなみと純米が注がれる。
飲み過ぎちゃう!!ってくらい料理にバッチリ合うんだよね。
次はカメの足に似た貝とヒジキの煮付け(これは前回、みそ汁に入ってた。みそ汁の方が好きかな〜)、
見たことのない深海魚の昆布締め刺身など数品。
高脚蟹のグリルは、そのまま焼くだけでは水っぽいので蟹味噌を混ぜて一調理してから。
これで相当おいしくなる!! 
まんぼうの押し寿司も、サッパリしてるうえに見た目もキレイで大満足。
締めは、固めに炊いた御飯の上に、だし汁をたっぷりかけたもの。ああ、また来たい!!(2003.3)
中むら(なかむら)
★★
曙橋

 

 
 
 
曙橋からちょっと歩く変な場所にある。神楽坂の近くかな?
こじんまりとしたお店で、家族経営らしい。
20代〜30代?くらいの若いヒゲのおにいさんが板前さん。
お母さんが出して、お客さんとも話して、奥からお父さんがたまに顔を出す感じ?
でも、料理はなかなか。お刺身もおいしいし、ウニをサービスしてくれた。
焼き鱧って初めて食べたなー。
じゅんさいの吸い物も出汁おいしい。デザートがアメリカンチェリーといちごのゼリー寄せ。
おいしかったけど、これまで「もっと食べますか?たくさん残ってるので」とか言われると、
ややありがたみが???でも、これで5000円ってのは驚異の値段!!!(2002.5)
海舟(かいしゅう)
★★★★
阿佐ヶ谷

阿佐ヶ谷北2-12-4

03-3339-3035
17:00-24:00
定休・日
小さなカウンター割烹。
私にとっては、仕事帰りに美味しい食事ができる定番店。
旬の魚と野菜が中心の豊富な日替わりメニューはどれも美しく繊細、そして美味しい!
魚は、毎日主人が築地へ買い付けに出る天然物。
野菜は京野菜が中心みたい。 コースではなく、一品ずつ気になる料理を注文。
カワハギ、サヨリのお造りを頼むと、見事な技が盛り込まれた一皿が!しかも早い!
さらに大好物の白子を、生と焼きで。
カラッと揚げた賀茂茄子を出汁と大根おろしで食べるのも 冷や酒がすすむわ〜。
さらに必ず食べたいのは煮付け。
金目鯛やキンキなど日によって種類はかわるものの、 甘辛く一緒に煮たゴボウも最高。
ここで、ピカピカに炊かれた御飯を食べてしまうこともある……。
良く突き出しで出るミニ茶碗蒸しも、丁寧な仕事で美味しい。
ああ。帰り道にこんなお店があって幸せ〜。
主人を手伝うネパール人の若い女性も良く気が付いてGOODです。
なだ万賓館
★★★★
新宿

新宿区西新宿1-1-3(新宿 小田急マンハッタンヒルズ14階)
.03-5381-0700

なんか、ここを書くのも恥ずかしいかんじなんですが…
というのも、子供の頃から、家族で懐石と言えばここだったからだ。
今でも新宿で母親と会うときは、決まって「なだ万」へ行く。
「美味しいわね」「器もきれいね」
子供の舌に、どれほどその美味しさが伝わっていたのかは謎だったけど、
たぶん両親は「場を味わう」ことを教えたかったのだと思う。
ちょっとチェーン店風なのだけど、
季節の美味しいものを安心して食べられるので好きだ。


ちなみにある日のメニュー。
先付けは、「イチジクのカボチャクリーム」「若鶏香草蒸しゼリー掛け」
「枝豆豆腐」「鰻小袖寿司」。添えられたあじさいの花もきれい。
やっぱ前菜は先制パンチなので、この位あでやかじゃやなきゃね。
次に、じゅん菜や蓮芋が入った「冷製梅吸」。
じゅん菜の食感と、さっぱりした梅の香りがぴったりでグー。
お造りは勘八、マグロ、刺身湯葉。湯葉、味が濃くてうまい。
鉢で出てきた煮物は「牛ほほ肉の茄子饅頭」。
やわらかい牛肉と茄子が、優しい野菜餡にくるまれてます。
そして、この季節ならでは、鮎の塩焼き。
昔、すっと骨を抜く鮎ならではの食べ方を教えてくれたのも母親だったなあ。
普通は、たて酢で食べるけど「ナンプラーの入った酢にしてあります」とは
びっくり。でも、結構いけた。
もっと保守的な店だと思ってたけど、結構柔軟なんだね。
食事は蓮根と地鶏の釜炊き、デザートは水ようかんと抹茶アイスのミルクソース。

京料理 たん熊
★★★★
水道橋

文京区後楽1-3-61 東京ドームホテル4F
03-5805-2111  

東京ドームホテル内にある京料理のお店。両親と行きました。
「ハモ食べたい!」「鮎食べたい!」「スッポン食べたい!」と、
母との協議の末、私はハモ懐石。両親はスッポン懐石にすることになった。
「ハモ小袖ずし」「からし蓮根」「鴨ロース青唐唐串刺し」
「あまご南蛮漬け」「玉子豆腐とハモの吸い物」「鯛洗いと中トロ刺身、ハモの梅肉和え」
「鮎の塩焼き」「鴨茄子、小芋、海老そぼろ」
「若狭ぐじ、ずいきの吉野煮」「赤だし」「ウナギ茶漬け」などなど…。
飲み物は京都の地ビール。
両親のスッポン懐石は「丸鍋」やら「スッポン天ぷら」やら
「スッポン雑炊」やらがつく。
交換しながら、食べまくる。コラーゲンたっぷりって感じ。
しかし、この日は前日からカエルだスッポンだとゲテモノ系?
27歳女子として、これでいいのかしら…。まあいっか
(2004.7)

七草
★★★★
下北沢

世田谷区代田5-1-20
 03-3410-2993 

『料理王国』最新号に載っていて、チェックした店。
オープンして間もない「七草」という店で、まだ若い女性が経営している。
でもなんとこの人、あの名店の江戸前料理「なべ家」や、
野菜を上手に使う飲み屋の渋谷「やさいや」などにいた人らしい。
なんとも期待をしてしまう経歴ですわな〜。


店は「こんなところにあるの?」と不安になるほど駅から離れた住宅街にあった。
窓を大きく切り取った一軒家でBGMもなく、やたら雰囲気がいい。
コースだと4500円で一通りのものが出るらしいが、
今日は単品でお願いすることにした。
先付けは鞍かけ豆。一部分だけが黒い緑の豆で、はじめて食べる食材かも。
香りのいい薄味のダシにひたしてあって、かなり豆の歯ごたえがいい。
「とうもろこしのすりながし」は、とうもろこしの甘みがぎゅーっと詰まっている。
冷やしてあるのにこれだけ甘みを感じるってそうとうだよね。
これもほのかにダシの味がして、乳製品が入っていないのにポタージュのようだ。
「たまごやき」は上品な甘みで美味しかったけど、
各地で出し巻きを食べまくっている私にとってはさほど新鮮味はなく。
「青唐辛子煮」や「とうがんとつるむらさきの浸し煮」、んー、うまい。
特にとうがんは透明に透き通っていて、見た目もかなり美しかった。
唯一の肉料理、そして定番メニューだという「大豆とぶたばらの煮込み」。
ものすごく美味しい!
お肉はもちろんだけど、破れずにふっくらむっちり炊きあがった豆が激ウマ。
いやー、コレは技だなあ……。
このへんで焼酎(くろのかめ)、日本酒(神亀)に切り替える。
ナスの煮物やあぶりもの盛り合わせ(コマイ、うるめいわし、小さなイカ)。
干物なのに、内臓がぷちゅっとはじけるイカ最高。いえーい、お酒がすすむ!
(2004.8)

黒門燈
★★
外苑前

港区南青山2-13-18
03-5770-3221
無休

母親が「ふぐ食べたい〜」と電話してきたので、外苑前のふぐ屋「黒門燈」へ。
一軒家で落ち着くので、外国人の友だちが来たときとかに使ってる店。
ちなみに個人的には、ふぐの身にはあまり関心がなく。
なんつっても、ふぐなら雑炊でしょ! 
ふぐちり鍋で魚の身や野菜を頑張って食べているのは、
ひたすら美味しい雑炊を食べたいがために食べるのです。
ひととおりのものが出てきそうなコースをオーダー。
先付け、ふぐ刺し、ふぐ唐揚げ、ふぐ茶碗蒸し、ふぐちり鍋、雑炊、
玄米アイス。
ふぐちり鍋は「コラーゲンたっぷりだねー!」と叶姉妹のような会話をしつつ、
ガンガン食べました。雑炊、もちろん美味しい。
でも、お会計を考えるとやっぱりちょっと高いかな〜。
外苑前価格というか。
本気でふぐを食べたいなら、築地とか関西とかに行ったほうがよいと思う。
(2004.11)

ありそ亭
★★
南青山

港区南青山5-4-41 グラッセリア青山1F
03-5466-5820
無休


福井県の温泉旅館「荒磯亭」がつくった和食屋さん。
外観は福井県の古い建物をイメージしたつくりになっているらしいが、
まあ、なんつーか青山って感じですわ。
でも庭に面して真四角にきってある窓は美しいなと思う。
料理は、日本海でとれた新鮮な魚介や郷土料理が中心。
目新しいものも多くて、思いつくままにガンガンと頼む。


そら豆塩ゆで、三国沖のお刺身盛り合わせ(初鰹、真鯛、白イカ、
生帆立貝柱、甘エビ、中トロ、ずわい蟹など)、
きっちょんどん(豆腐)、若狭牛の石焼、水菜とフルーツトマトのサラダ、
白子塩焼き、くみあげ湯葉と生雲丹のレモン塩、黒豚の角煮、
越前蟹焼き、笹がれいのから揚げ、真鯛の若狭焼きなどなど。
ビールの後は、福井の銘酒「梵」を飲む。
美味しかったけど、大吟醸なので料理には重過ぎるかなーと、
途中からは宮崎の芋焼酎「ひとり歩き」にした。


固めにゆでられたそら豆は、アツアツほくほく。
刺身のずわい蟹も、甘くてとろけますわ〜。鰹もそろそろ旬!
「きっちょんどん」とは地元福井の豆腐屋さんの名前で、
おからの出ない製法でつくられた大豆をまるごと使ったお豆腐のことらしい。
ジュレ状になったダシが添えられてトロトロの食感が良いですな。
ほどよくサシの入った名産・若狭牛は、熱された石の上でジュージュー焼く。
それをサニーレタスのような葉っぱに白髪ねぎと包み、
ピリ辛のしょうゆタレにつけて食べるとさっぱりー。んまいわあ。
どれもちゃんと美味しいし満足。
でも最近、激安&美味しい魚を酒場で食べ過ぎている身としては、
「この盛り合わせ一皿で5000円か…」とか思ってしまうのよね。
どうせ会社の金で支払うくせになんですが。


シメは、「鯖のへしこ茶漬け」「鯛まま」。
ちなみに「へしこ」とは日本海沿岸の特産品で、
鯖や鰯を米ぬかと塩で長期間漬け込み熟成させたもの。
すごくしょっぱいので、薄く切ってあぶって食べます。
日本酒や焼酎のおつまみにはたまらないっす!
以前にネット通販(!)で半身を買ってしまい、1ヶ月食べ続けた記憶が…。
お茶漬けにすると、塩気がちょうど良いのでぴったり。
「鯛まま」は、もともと福井の郷土料理(漁師料理)で、
水揚げされた鯛を刺身にしてごはんの上に乗せて番茶や味噌汁をかけたもの。
これも、非常に美味しいです。しあわせ。(2005.3)

福わうち
★★
白金

港区白金1‐28‐2 サーラ白金1F
03(5739)0264


以前からMさんに「美味しいのよ〜」と聞かされ、
「今度、連れてってください!」と言い続けて早1年?
雑誌などでうまげな写真を見るたびに誘惑にかられていたが、
ついに念願の来店だ。わーい。
そんなに広い店ではないんだけど、ほどほどに混んでいる。
場所は白金ながら、高級店風の店構えでもないし。
でも、メニューを見ると値段がない!おおっ。
Mさんの言葉を信じ、値段は考えずに飲み食いしようと覚悟を決める。
お金なんて、後で稼げばいいわ!(強気)


お通しは、かぼちゃクリーム、白和え、小エビ唐揚げ、骨煎餅、鶏マリネ。
ほんのりカレーの味がするなめらかな舌触りのかぼちゃがステキ。
アボカドとじゃがいものすり流しは、冷たい野菜ポタージュのようなものかと
思いきや、意外にも角切りの(でも状態がそうとう良い)アボカドに、
じゃがいものみぞれのようなものがかかっている。
ジャコサラダは、一見変哲のないメニューだけど、ドレッシングが美味い!
ものすごくていねいに作られた繊細なフレンチドレッシング。
メニュー名だけを見て判断できないのが、高級店の良いとことろだなー。


刺身盛り合わせは、以下羅列。
水いか、赤ムツ、ひらまさ、カレイの菊花巻き、きじはたのウニ巻き、
横山まぐろ、甘鯛、こはだ。
大好きな水いか(墨いかと同じくらい好きだ…歯ごたえ最高)と、
皮面をあぶってある赤ムツ(こってり)と甘鯛(さっぱり)が激ウマ。
オススメと聞いていた社長納豆。これは、店でしか出せないメニューらしい。
というのも、店で使う食材の切れ端(ただし全て最高品)を、
10種類ほど細かく刻んで納豆に乗せたモノだから。
たしかに、このレベルの切れ端を集めるなんてできない!


貝(名前失念…)の醤油焼きも、表面に出汁醤油をぬってサッと半生に焼いてある。
うあー。日本酒でしょ、これは!というわけで、ひたすら吟醸。キリッと辛口。
蟹の塩辛は身がねっとり。野菜のがら炊き、鰯の梅オイル煮も
ていねいなお仕事だなあ。骨までやわらかい。
この店の自慢の肉じゃがを食べつつ白ゴハンの誘惑に負けそうになったりもする。
白身と繊細な卵が詰まったホクホクの子持ち白魚の天ぷら、
ベーコンになる前のくじらも最高。
塩サバ茶漬けでシメ。
お値段も結構すごかったが、とても美味しかったので大満足です。(2005.5)

やきとり亭
★★
銀座

 


仕事後、Kさんと銀座の焼き鳥屋さん(notバードランド)へ。
名古屋コーチンを出す店と聞いてビックリ。
あんな原価が高いモノを焼き鳥に!? 興味津々。
生ビールを飲みつつオーダーを決める。
お通しは、名古屋コーチンの温泉玉子とお漬け物。
温泉玉子の黄身が濃くて、うまーい! きゃー!
「なま」という、いろんな部位の刺身を粗めのタタキにしたものと、
にんにくで食べるレバ刺し、唐揚げ、カシラ、ボンジリ、サラダなどなど。
粗めのタタキ、歯触りが良くて驚いた。
フツウはもうちょっと叩いちゃうけど、このくらいだと面白いねえ。(2005.7)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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