■ 土鍋炊きごはん(470円)、レタス油菜(180円) 小さな土鍋に具を乗せて炊きあげる、合わせ中国醤油風味のゴハンがあるという。 しかも冬限定! なんて美味しそうなんだ…米好きなら、食べとくでしょ! 相変わらずメニューが全くわからない(英語もまったく通じない)ので、 適当に頼む。 ほかの席の人が食べてれば指さして「あれと同じヤツください」と言えるのに、 時間が早すぎて一番乗りだった……いざ勝負っ!!
が、思いっきり敗北。 苦手な腸詰めが、どかーんと乗ったヤツが来ちゃったよ…。 固くてかみ切れないし、脂っこい。ハサミで切ってくれるんだけどね。 ゴハン自体の味付けは、かなり美味しいので惜しい!お焦げも美味い! くくー、リベンジしたいな〜。 ちなみに、隣の席の人が後から頼んだ「鶏モモとネギ乗せ炊き込みごはん」が めっちゃ美味しそうでした。むきー!!
ただ、レタスの油菜はシャキシャキ&アツアツ! まさにゆでたてで、甘辛いタレにからめるといくらでも食べられるぞー。
■ 飲茶(海老巻き、蟹焼売、大根もちなどなど) 香港といえば飲茶でしょ!というわけで、はりきってレストランへ。 高級なお店もたくさんあるみたいだったけど、 お金もない庶民派な私は「倫敦飯店」へ。 あまり観光客もおらず、基本は相席なのでまわりはみんな香港人。 客席をめぐるワゴンを呼び止めて、中を見せてもらって好きなのを選ぶ。 そのほか炒め物などを扱っているカウンターなどもあり、 そこで好みの組み合わせを注文してもいいみたい。
好きなお茶をポットでもらえるシステムで、私はプーアール茶を頼む。 まずは「鮮蝦腸粉(米で出来た薄い膜に、プリプリの海老をはさんで 蒸したもの)」や「蟹焼売(黄色い皮は、卵黄の色。蟹ミソがトッピング)」。 んまーい! やっぱアツアツは良いねえ。辛子をたっぷりつけて食べる。
もぐもぐ食べていると、ふと熱い視線を感じた。 「?」と横を見ると隣の席の家族連れが「こっちへ来い」と手招きしている。 おばあちゃん、お父さん、お母さん、小学生の娘と息子みたいな5人家族? どうも一人で飲茶を食べる私をかわいそうがって呼んでくれたらしい。 日本で言う「すき焼き専門店で、ひとりすき焼きをつつく外人観光客」の図か。 彼らは英語がまったく話せないに関わらず、一緒にテーブルを囲む。 「コレ食べなさい」「あれ食べなさい」と世話をやいてくれ、 ジェスチャーやら筆談やらで会話をした。いやー、なんとかなるもんだね。 「中国系の人々は外人に冷たい」という印象があっただけに意外。
やっぱりひとりでは頼める種類に限度があるけど、 彼らのおかげでいろんなものを食べさせてもらった。しかも全オゴリ!! 楽しかったし美味しかったし、有り難いゴハンだったな〜。 チョウさん、ごちそうさまでした!