さすがにもう、外に出たい！
というわけで、最終日の午前中に時間をもらってホテルエリアの外へ。
朝6時に起きて、魚市場へ行く。
タクシーで門の外に出ると、みるみるうちに「知っているアジア」の町並み。
あー、やっと東南アジアに来た気がしてきた！

市場に着くと、人がわいわいと買い物をしている。
魚専門の市場なので、見渡す限り魚・魚・魚！
小魚よりも中型や大型が多い。
マグロも豪快に売っていてびっくり。

バリの人々は「テンペ」を食べるのね。
それと揚げる前の海老せんや豆類などなど。
港町らしいのは、浜辺でせりをやっていたところ。
うーん、なかなか良い絵ですな。

浜辺で売っていたお弁当も美味しそうだった。
どうもゴハンの上にお肉の煮込みと青菜とピーナッツソース、
海老せんべいをのっけているのかしら？
容器は紙でくるくるっと巻いたもの。器用ですね。

市場を出て、周りをうろうろ。
あんまり観光客が来ないエリアなのか、外国人にまったく会わない。
路地がたくさんあるので「良いねぇ〜」と思いつつ覗かせてもらっていると、
コンロやまな板を出して料理をしている！？

「おおっ」と思ってふらふらと近寄り、
「こんにちはー。それ何ですかー？」と日本語で聞いてみた。
最初はびっくりしていたお母さん方ですが、
私が鍋の中をさしながら「なになに？」と知ってる限りのインドネシア語で聞くので
すぐに笑いながら説明しようとしてくれる。

路地を通るごとに各家庭の台所が見えるので面白くなり、
全部の路地台所に顔を出す私。
すると「味見していきなさい！」と出してくれるので、ありがたくいただく。
おなかこわすときは、どんなときでもこわすんですよ。ははは。
ちなみにこの日にまわった家は全部で5軒。

瓜と鶏肉のココナッツカレー、豆腐のソテーサンバルソースかけ、
インゲンと魚のスープ、カジキらしき魚の塩焼き、青菜の炒め物。
いやー、おもしろかった！