イタリアン

Croce&Delizia<クローチェ・エ・デリツィア>
★★★
六本木

港区西麻布3-2-5 ノゾエビル2階

03-5770-2310
ディナー18:00−23:00
定休:日 月曜ランチ
テレ朝通りの2階にあるひっそりとしたイタリアン。
それほど広くないけど落ち着いた雰囲気。お客さんの年齢層も、ちょい高めかも。
旬のものをシンプルに色っぽく出すお店。
ある日のメニューは、アンティパスト「貝のサラダ」からスタート。
葉野菜は野菜自体の味が濃くて、たまに混ざる苦みのある葉がちょうどいいアクセントになっている。
酸味のあるドレッシングと合わせてあるので、結構オトナの味かなー。
全く水っぽさのない貝も、シコシコとした歯触りでグーです。
次は、ベストシーズンの「ホワイトアスパラのグリル」。
シンプルに焼き上げてあって、歯ごたえも良くかなりジューシー。
野菜の水分を感じるって、すごく贅沢だ。
「鹿肉のラグーソースのタリアテッレ」は、深いのにしつこくなくて溜め息なソース。
ケモノ系のにおいって、私は結構好きなんだけど(ジビエ大好き!)、これはかなりひかえめ。
後でマダムに聞くと、実はトリッパとかのモツ系も得意な店らしい。
そして今回、目が覚めるくらい美味しかったのが「苺とバニラアイスのバルサミコソース」。
アイスクリームの濃厚さと繊細さがスゴイ上、苺の酸味とバルサミコ+バニラって! 
食後のグラッパも豊富。
ちなみにマダムがかなり詳細にワインの紹介をしてくれる。
ワインに不慣れな人間にはありがたいけど「うるさすぎる」と言う人も多いみたい。(2001.5)
Ristrante imai<リストランテ・イマイ>
★★★★
代官山・吉祥寺

武蔵野市吉祥寺本町2-19-4

0422-22-2210
12:00〜14:00 18:00〜21:00
定休:水(祝の場合翌日休)

とにかく一押し!なのは「ウニとクリームのタリエリーニ」! 
ホントにおいしい。これのためだけにきても十分価値があると思わせるほど、
クリームとウニの配合、火の通しかたが絶妙。
一見すると、黄色みがかったクリーム色のソースに平ぺったいパスタが絡まってるだけ。
でもフォークで少しパスタを持ち上げると、あまりにソースが濃厚なため、ぶわっと蒸気があがる。
「熱々だなー」と思いつつ口に入れると、まったりとしたクリーム(でもしつこくない!)に
ウニの甘みと香りが調和。薄味だけど、クリーム自体の甘みが絶妙なのよ。
そして、生パスタは正直言って、ここで食べるまで「マズイものだ」と思ってた。
くにゃくにゃしてるだけで、乾麺をアルデンテで食べること以上はないと思いこんでた! 
でも、このメニューには絶対生パスタ。もう、歯触りとソースの組み合わせがカンペキ。
これは、乾麺では出ない一体感だと思う。ああ、書いてるうちにまた食べたくなってきた…。 
前菜のサーモンとエンダイブのサラダも、シンプルなのにうまい。オリーブオイルのおかげか、
サーモンがトロのよう。塩が甘くて美味しい。
 メインのチキンや魚は、皮がパリパリ。というか、バリバリにやいてある。
皮好きにはたまらん。また行きたいと思わせる吉祥寺の数少ない店。(2001.4)

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ここは、ランチの雰囲気も良い。
窓が切り出してあって、そこからもれる緑と明るい光が気持ちイイ。
ただ小さいお店の宿命か、その日のランチ予約の客すべてに同じペースで料理が出てくるのは、
給食っぽくて興醒め。
以前サービスにいた、キレイなお姉さんがいなくなってた! 
マダムかと思っていたが違ったらしい。ちょっと残念。
ここは当たり前のようでいてなかなか難しい「アツアツで出す」コトがパーフェクトでよい。
 「ウニとクリームのタリエリーニ」は、ホントはディナーのメニューだけど、
予約の時にお願いして材料があれば作ってもらえる。(2002.1)

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イマイの代官山店が出来たと聞いて行ってみる。場所は、駅から5分でDEP’Tの下。
すごい立地!外の看板がわかりにくいけど、内装は赤と白でモダンな雰囲気。
しかも、すっごく広い〜。吉祥寺の倍くらい?
デートにもぴったりだなあと思いつつ、心配なことがひとつ。
お客さん、いないんですけど…。
オープンして数ヶ月は経ってるとはずなのに、私たち以外は最後まで一組のみ。
広いから目立つし、吉祥寺の混雑ぶりを知ってるだけに「?」。
ここでも、やっぱり目当ては「ウニとクリームのタリエリーニ」。
前菜は普通に美味しいし「軌道にのれば代官山店もすぐに繁盛だよ」などと言いつつ
パスタを待つ。
…がっ!びっくりしたー。「これは一体何!?」と言いたくなるものが出てきたんすよ。
ソースが完璧に分離してて、ウニと乳脂肪分がボソボソの状態。
あとは大量のオリーブオイルが生ぬるい麺にまとわりついてる。
例えばいつもなら、お皿の上に残ったソースを、
パンですくって食べられるくらいまったりとした質感のはず。
でも今日、皿に残ってるのはオリーブオイルと食べきれなかったパスタだけ。
間違いなく温度やタイミングを間違えて作ってるのだと思う。どう考えても全くの別料理!
文句を言う気もうせつつ、メインを食べる気も萎えつつ、無言で向かい合う私たち。
うーん、どうしたもんか。
 そこに運ばれてきたのが「山鳩のロースト」だった。一口食べてみると「……!」。
お、おいしいー! 皮はパリパリ、肉はジューシー。
ジビエならではの荒っぽさを充分に残しつつ、深くまろやかな味と香りの血のソースがたまらん! 
さっきまでワインも「もー、白でいいや」だったのに「やっぱ赤ください!」みたいな。
下手すると「アラジン」のジビエよりも感動したかも。
うーむ。これはいったいどうしたことか。
 帰り際、サービスの男のコに「今日のパスタ、いつもと全然違いましたね」と言うと
「えっ、そうですか」とのこと。おいおい。見た目だけで全くの別モンなんですが…。
しかし、いくらなんでもシェフがストップ出すべきじゃない?しかも超ヒマそうなのに。
いったいこれからどうなるのかしら、このお店…。(2002.11)

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今度はランチに潜入。
リーズナブルなランチメニューのおかげか、お客さんもけっこう入ってる。
「今日、ウニパスタがまずかったら来るのやめようね」と言いつつ
ランチセットにはない「ウニとクリームのタリエリーニ」をオーダー。
「できますか?」と聞くと、厨房と相談した結果大丈夫とのこと。 ドキドキしつつ待つ。
いつものごとく、サラダは普通に美味しい。
私だけ「生パスタ・ウニのクリームソース」にし、
連れはランチメニューの「アサリのトマトソース」。
そして来てみると……おおー!いつものウニパスタ!
食べてみると「コレだよ、コレ!」と泣きたくなるおいしさ。
あー。ホントに、これだけの為でもイマイが大好き。
夢中で熱々クリーミーな生パスタを食べ、 お皿に残ったソースをパンで拭いまくる。
う、うまいー。ちなみに「アサリのトマトソース」は……ううーん。普通。
この差はいったい何なんだ!? とはいえ「また来たいお店」として、再決定したのでした。
あ、そういえば前回わかりにくかった英字だけの看板に、
「リストランテイマイ」とカタカナ表示が加わっていた。
がんばってほしいなあ。ホントに……また来ます!
(…が、その後代官山店は閉店。残念ながら) (2002.12)

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久々にランチで訪れる。店員さんが全員男性になって、みんなホスト風…。
まあいいですが。相変わらず女性客で満員だ!
前菜はオススメ魚の「スズキのカルパッチョ」。程良い塩加減で、ソースも美味しい。
ただ、料理の出てくる時間が前にも増して遅くなっている気がする。
前菜出てくるまでに20分以上かかってるよ。うーむ。
お目当ての「ウニとクリームのタリエリーニ」は、感動的な美味しさ。久しぶりの味に、
しばし無言になる。キリッと冷えた白ワインと合わせてジーン。
なんなんだろうなあ、この美味しさは。
しかし、この時点で1時間半近く経ってる。まだ2品しか出てないのに! 
会話のなくなってるテーブルとか、大きなお世話ながら気になってしょうがない。
 メインは「ウズラのロースト」。パリパリに焼けた皮がうめー。
シンプルな味付けながら、ジューシーでたまらん。
デザートは、ダリオール・オ・ショコラでしめる。(2004.5)

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久々にイマイへ。わーい。
前菜は関アジのカルパッチョ。
香りの良い極上オリーブオイルと、甘みのある美味しい塩!
本日のオススメの脂ののった関アジにぴったりだった。
素材が良いからシンプルな調理法なのね。
付け合わせのニンジンも、シャキシャキで甘い!
コレを食べるためだけに来ていると言っても過言ではないパスタ。
「ウニとクリームのタリエリーニ」!!
手打ちの平べったい生パスタ+ウニたっぷりの超クリーミーなソース。
もうこれが、ホントに至福の味なんですよ。
最後の晩餐にはコレを食べたいと思うほど大好き。(毎回言ってる!)
食べ終わるまでお互い「美味しいねえ」としか言わなかったわ〜。
メインは仔牛の肩バラ肉と豆の煮込み。
ある地方の郷土料理らしいが、信じがたく美味しかった!
お肉はホロホロほどけるようなやわらかさで、煮込んであるソースもコクがあってグー。
パンでソースを全部ぬぐって食べたくなる美味しさ。
付け合わせのマッシュポテトが超ふわふわなのよ〜。
デザートに、はちみつのブランマンジェとコーヒー。
ぶるぶるとゆれる濃厚な生クリームってかんじ。はちみつの甘さがやさしい。
(2005.1)

Cafe aromatica<カフェ アロマティカ>
★★★
新宿

中野区弥生町1-4-6 アビタシオン/1F 

03-3374-9511
12:00 〜 22:00
定休:水
『アロマフレスカ』の人が店を出したっつーことで。パスタがメインの店。
パッパルデッレというひらべったいパスタに、ケモノ系のラグーソースが美味しかった。
前菜も盛り合わせで、それぞれがきちんとおいしい。
雰囲気は、まあまあだけど、場所が良くないよなー。
あんな変場所じゃ、そのあと遊びに行くのも大変なんだよね。
ワイン蔵の前の席は、やや息苦しいくらいかも。(2001.10)
Napre<ナプレ>
★★★★
表参道

港区南青山5-6-24  

03-3797-3790

11:30〜14:00 18:00〜22:00

定休:なし

 ピザの評判が良い店だけど、私は前菜から美味しかったと思う。グリーンオリーブに豚の脂を詰めたフリット! もちろんピザもパリパリ。店長が陽気な人で、気持ちのいいサービスを受けられる。スパイラルビルの横を入ってすぐのところにあるので、立地の良さも交えていつも満席。当日予約はけっこう厳しいかも? (2001.11)

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久しぶりに友人の誕生日パーティーで利用。
10名で予約したんだけど、「5000円のコースのみになります」と言われ、それにする。
出てきたのは(冷製ではなく)冷えた前菜の盛り合わせ、ピザ2種、パスタ2種、
肉料理と魚料理、最後にデザート。
なんだか人数に対して量が少なかったのと、全体的に丁寧さが感じられない料理。
前にふたりで来たときは、そんなこと思わなかったけどなあ。
なによりがっかりしたのは接客。呼ばれるまで気づかないほどバタバタしてるし
(忙しすぎるならホール人数を増やすべきだ)、
何か頼めばむっつりした顔のまま無言でオーダーを書き留めるだけ。
何か聞いても、異常なそっけなさ。
音楽が大きすぎて、声が聞こえなかったのも気になった。あんなに大きかったっけ?
いずれにせよ、もう行く気にはならない。

Da Noi<ダノイ>
★★
広尾

港区西麻布4−6−7 麻布司研堂ビル1F

03-3797-4444
12:00〜15:00(L.O.14:00)、18:00〜(L.O.22:00)
定休 : 月
せ、せまいよー。隣の席との距離が近すぎて、話丸聞こえ。
ワケありそうな隣のカップルに釘付けですわ。 
「キャベツとアンチョビのパスタ」と「ポテトとチキンのローズマリー焼き」が有名な店だけど、
そんなに感動はなかったかな。
前菜とかグリッシーニは美味しかったので残念。
入り口の看板がくまさんとかで、妙にメルヘンなのも気になるなあ・・・。(2002.2)
SAVOY<サヴォイ>
★★
中目黒

目黒区上目黒2−7−10

03-3714-5160
18:00〜22:00(ピザがなくなりしだい閉店)
定休 :無休

ピザが旨いと聞いて行った店。たしかに、ナポリ風の生地でモチモチ! 
店はせまくて、なんかウナギの寝床風。
ブロッコリのニンニク+オリーブオイルの前菜がおいしかった。
あと生ハムも美味。ただピザが2種類しかなくて、シンプルなだけに味が似てるかも。
パスタはまずいという噂だけど、頼んでみればよかったかな。(2002.3)

Da qui<ダクイ>
西麻布

港区西麻布3-1-15

03-5414-2022
18:00〜23:00(LO)
定休 :無休
「日本のイタリアンはレベルが低い。でもダ・クゥイはおいしい」ってな、
イタリアに住んでた人のお薦めによりGO!
…でもさー、全然おいしくなかった! 魚料理とか、けっこう食べるのがつらいくらい。
「豚がおいしい」って話だったけど、パサパサ? 
店のムードはスッキリしてて、さわやかデート向きだけど。
デザートが美味しかったのだけが救いかな。もう二度と行かない。(2002.5)
イル・グラッポロ
★★★★
恵比寿

渋谷区恵比寿4-23-12 茗荷原ビル1F

03-3449-8561
11:30〜14:00 17:30〜22:00
定休:日
安くて美味しいとウワサの、コースのないイタリアン。恵比寿のはずれにある。
店内はせまいけど、結構人も入ってます。
席に着くと、食前酒。赤ワイン系の発泡酒だと思うけど、ベルギービールのような味わい。
思わずおかわりしちゃうスッキリさだわー。
オーダーを取るときには、材料を全部皿に入れて見せに来る。
たしかに、「フエットチーネとかリングイネとか言われてもわかんないよ!」という人には
うれしいだろうな。魚も見せられれば食欲沸くだろうし。
前菜は、アスパラのビスマルク風をオーダー。
半熟の目玉焼きをくずして粉チーズとソースにするやつね。なかなかおいしいです。
これ、ホワイトアスパラのもスキ! 
アーティチョークのフリットは売り切れで残念……。
パスタはジロール茸のタリアテッレ。オイルソースだけど、茸がプリプリ! うまいっっ。
そしてもう一つのパスタはシャコのトマトソースのスパゲッティ。
無理を言って辛くして貰ったよ。
これ、ホントは良いシャコだからオイルソースがいいんだろうけどねー。  
そして、子羊のソテーゴルゴンゾーラチーズソース。
火の通り方もすばらしくて、お肉もやわらかい。
マッシュポテトにゴルゴンゾーラが入ってるから、
いかにもじゃなくて苦手な人でも食べやすいかな。
私はけっこうガッチリゴルゴンゾーラでも良かったけど。いずれにせよおいしい!
 そしてデザートはスフレチーズケーキとプリン。色は似てるが食感が全然違うのよん。
これとエスプレッソを飲んでると、は〜、食った食ったー!(2002.5)
アロマフレスカ
★★★★
広尾

渋谷区恵比寿2-22-10 広尾リバ−サイドG B1

03-5449-4797
18:00 〜 1:00
定休:日
いまだに、東京で予約の取れない店ナンバーワン!?
とはいえ、ここのラストオーダーは、午前一時!! 
しかも平日の夜中なら予約はとれることが多い。というわけで火曜の夜に行ってみました。
『アラジン』と同じビルの中にあります。
店の雰囲気は白×黄色でさわやか。マティスのドローイングやシーレなどが飾ってあった。
料理は、最初から美味しいと思える物がコンスタントに出てきた印象かな。
「焼きタラバガニのサラダ」はグレープフルーツの酸味が◎。
特に良かったのが「じゃがいものラビオリバジルソース」。
ふわふわクリーミーなマッシュポテトを包んで、バジルソースがまったり。
けっこううなる感じでした。
全体的に意外なほどカジュアルだったのがおもしろかった。
ワインリストがビニールってのはどうかと思ったけど。見にくいし…。
最後のクッキーにはおどろきました。もっと気軽に予約とれるならまた行きたい。
美味しいけれどそんなにさわぐほどかなあ??という気もするので…。料金は普通です。
(その後、移転してから新規オープン)(2002.8)
クアトロルーリオ
★★★
西麻布

港区麻布台3−1−7

03ー3407ー6704
通常 18:00〜1:00(LO) 日祝 17:00〜22:00(LO)
定休:火
ピザが美味しい店。とにかく夜中までやってるので心強い。
場所は、西麻布の交差点からすぐ。
すごいのは、「トリッパのピッツア」があるところ。食べてみたがお味は…?? 
まあトリッパ好きなら食べておく価値はあるけど。
マルゲリータとかの方がおいしいことは間違いない!?
でも煮込み自体はいけるし、クラフトもふわふわパリパリだった。パスタもまあまあ。
 いつ行っても空いてて、雰囲気も良い。『ナプレ』がいっぱいだったり、
「予約!」とか気遣いなしに「あ〜、ピザ食べたい〜しかもまともなピザとワイン!!」な
夜の10時とかには最適なお店。(2002.10)
キャンティ
★★
六本木

 

03−3583−7546
12:00〜AM2:30
定休:日

 本当は『ル・ゴロワ』に行こうと思っていたのに、時間の関係でこちらに変更。
『キャンティ』、ほとんど観光ツアー…。
行ってみると、まずカタカナでの『キャンティ』の看板が渋い。
入るとすぐに喫茶店になっていて(not cafe)やる気のなさそうな店員と
さえない男二人組の客がコーヒーをすすっている。
奥の個室には地元の子供連れ客がひっそり。
 地下だと案内されて、行ってみると(入り口も実は、店の横の坂を下ると別にある)なかなかの入り。
店内は赤いチェックのテーブルクロスに古ぼけたサーブ台。
「おおー、キャンティだねえ」と思う。意外だったのは、
「ここに三島由紀夫がいたのかー」などと思わせないほどに、未だ店が機能し続けていること。
きちんと若い客も利用しつつ、年輩の夫婦も来ていた。


サーブの仕方は、先に前菜を十数種類テーブルまで持ってきて、説明のあと数品チョイス。
火を入れる物は入れてもらう。
サンマのソテーと、モッツアレラのフライ、野菜のマリネ、ポテト+イカスミを頼む。
たいして目新しいものはなかったけど、このやり方はなかなか良いと思う。
ただ、サービスの男性がいまいち!? 初歩的なことだけど、お皿を音たてて置きすぎ!! 
あれだけでけっこうさめるものが…。説明は普通なのにね。
食前酒にシャンパンがないのもなんとなく納得のお店。
前菜は可もなく不可もなく…ただ、ぬるかったのは最悪。
パスタはあさりのトマトソーススパゲティ。
こういう店に来たら一番クラシックそうなのを…ということで。これが、また不思議な味!! 
不味くはないんだけど、「これナニ入ってるのかな??」と思うこと間違いなし。
もう一つはほうれん草のタリアテッレ。
ソースが書いてなかったので、あえて聞かずに待っていると、なんとオイル系ガーリック!!
クリームかトマトだと思ってたのでビックリ。なかなか美味しいけど、けっこう油がスゴイ。

メインに「野菜と鶏の煮込み」を頼む。
これって、メニューだけ聞いたら、絶対トマト煮だと思うでしょ!? 
それが、なんと出てきたのは土鍋でぐつぐつ煮える透明なスープ!? 
しかもそうとうおいしくない…根性で食べるけど、けっこう久々に「不味い」部類!? 
オーダーするときも「そちら、大変熱いお料理になりますがよろしいですか?」とか
妙なアドバイスをもらってたけど、それより味の説明してほしかった…。
熱いかどうかっていうより「不味いですけど良いですか?」だったのかな?
「どこの地方のお料理ですか?」と聞いても「ここ独自」ってなるほど…。
スープのひよこ豆のスープも微妙な味。
オニオングラタンスープは美味しかったけど…これって、イギリス料理じゃないの? 
デザートも、固いシュークリーム。んー、でも楽しかったけどね。もう行かないけど。
でも店のロゴはかっこいい。ワイン頼む気にはならない。(2002.10)

トラットリア ペコラ
★★★★
青山

港区北青山2-12-35

03ー5772-6876
11:30〜15:00、18:00〜23:00
定休:月
前菜の盛り合わせは、いろいろ食べられて嬉しいけど、揚げ物は揚げたてを出してほしい。
あんなぺったりしたフリットを出すなら、冷製のものだけで良いのでは? 
ピッチという太いうどんみたいなパスタを食べる。
牛頬肉のソースで、こってりしてなかなか美味しい。でもパスタ自体はあんまり?? 
パッパルデッレみたいな平麺で、このソース食べてみたいなあ。
しかし、フレンチの「スクレ・サレ」のあとだけに、「イタリアンって胃がラク」という印象。
そういえば久々にワインを赤にしたけど、
秋冬、お肉ベースの料理でもワインは白のほうが体が楽だというのを思い知った。
白で合う物があると良いんだよね。
このお店は、車での行き方がよくわからず、着くまでに5回くらい電話した。
説明が悪いのか、運転手さんの理解がわるいのか??
いずれにせよ、あまりに着かないので「ラ・ゴーラ」とかに予約し直して行っちゃおうかと思った。
でも着いてみたら接客はまあまあだったのでOK。
ただ、ビールをスーパードライしか置いてないのはガックリ。
ほんと、どの店も言えるけど、スーパードライなんて置いてあるだけでその店が信用ならない!! 
反対にスーパープレミアムの生を置いてる店はポイント高いよね。(2002.11)
リストランテ アゼクラ
★★★★
京都市

京都市北区上賀茂岡本町31

075-701-0162
11:30〜14:00 17:30〜21:00

定休:?

約300年近く前に奈良に建てられた酒造を移築した建物。
やや辺鄙なところにあるけど、広大な敷地には石像、竹林、茶室あり。
夜は庭がライトアップされていて、門を入ると良いムードです。
店内も高い天井には松や桧の太い梁や柱が。
ガンガン焚かれる石油ストーブが「遠くに来たなあ」感を出している。
実は訪れたのが元旦だったので(営業してるのもすごい!)、お客は私たちだけ。
貸し切りサービスのようでおもしろかった。
建物にひかれて訪れたため、料理は期待していなかったのだけど
びっくりするくらい美味しかった!
アミューズから前菜の盛り合わせもそれぞれ繊細な味。
帆立のソテーにかけられた、2色ピーマンのソースが美味しい。
パスタはオイルベースで、イカがめちゃめちゃやわらか。メインの仔牛や、
ラザニヤも文句なしだったし、 手作りのゴマパン、トマトパンも良かったです。
なんか「意外にやるなあ……」という印象が強い店。 デートでくると盛り上がりそう。
ただし、道に迷わなきゃだけどね。(2002.12)
Barba d'Agnello<バルバ・ダニェッロ 羊のひげ>
★★★
南阿佐ヶ谷

杉並区成田東1-39-14

03-3317-6338
12:00〜14:30 17:30〜23:30

定休:水

とにかく、どこの駅からも近くない地元御用達系。
でも、入るとかなりいいにおいの するオープンキッチン。
若いシェフと接客の男のコのふたりでやってる小さな店です。
店自体の場所はわかりにくいところにあるけど、店内は機能的に作られている気が。
一人がパスタランチ。もう一人分としてアラカルトでオーダーすることにする。
まず はランチのサラダ。なんてことないグリーンサラダだけど、塩と油が美味しい。
これは期待できそうだー。次に来たのは生牡蠣。
中くらいのサイズだけど……うーむ、やや生臭さが勝ってるかな?
まあ最近、生は岩牡蠣にしか反応しなくなってるってのもあるんだけど……。
お次はトリッパと豆の煮込み。
もう、トリッパがメニューにあったらオーダーしなきゃいけない気がしてるから不思議だなあ。
トマトソースで、トリッパも柔らかく煮込まれててなかなかGOOD。
トリッパは柔らかいし、なにより小さな豆がアクセントになり、なかなかいけます! 
どこかで食べた、トリッパだけじゃないいろんな内臓とトマトソースで煮込んだやつ、
美味しかったんだよなあ。もう色が黒くてさー。あれ、どこだったんだろうか。
豆が入ってたら南米料理屋かなあという気もするが……
はっ、でもこの店のもなかなかいけてました。


 そしてニョッキ。なんかチーズ系のソースだったんだけど、これがビックリ!激ウマ! 
ニョッキでこんなに美味しいと思ったの初めてかも。ってくらい美味しかった。
ふわふわネットリな舌触りで、ソースの濃さもちょうどいい。
「ニョッキってすいとんみたいなもんだ」と思ってた私のバカバカ! 
柔らかさといい、芋臭さといい、チーズ具合といい絶妙。
見た目もシンプルで美しい(真っ白のソースの海に、黒胡椒がパラリ)し、
お気に入りの一品。おかわりしたいくらいだったなー。
ペンネアラビアータはいたって普通においしい。
そしてデザートの焼きパンナコッタも、ねっとりとした舌触りがGOODです。
これで場所がもう少し駅近だったら、人に紹介しやすいんだけどなあ。残念。
でも地元の人に愛されるタイプの店なのかな。
でも、ニョッキのためにもう1回来てもいいと思わせる恐るべしお店でした。(2002.12)

パパアントニオ 代官山
★★★
代官山

渋谷区猿楽町29-9 ヒルサイドテラスD

03-3464-6041
11:30〜14:30 平日/11:30〜15:00土日祭 
18:00〜22:00(L.O.)平日土/17:30〜21:00(L.O.)

定休:日祭

「1944年日本で最初にイタリア料理を紹介した……」って、ホントかな!? 
とはいえ老舗には間違いない代官山のイタリアン。
ヒルサイドテラスの地下に入ると妙に広いが、ガラスの壁で区切られた手前のフロアが喫煙席、
奥が禁煙席らしい。禁煙席の方は、天井がかなり高いので地下でもあまり圧迫感がない。
この日は大人数だったため、アラカルトでオーダー。
生ハムとメロンから始まり、新アスパラのチーズ焼き、牡蠣の香草グリルなどなど。
人数多いと、ホントいろいろ食べられて良いね〜。どれも美味しいし。
でもあんまり目が覚めるようなインパクトのものは???
パスタは各自1品。パッパルデッレのラグーソースがあったので、さっそくオーダー。
カフェアロマティカのパッパルデッレが忘れられず……。
しかし、あんまり獣臭さがなくて、いまいち物足りなさは感じてしまう。
ううむ。店の雰囲気は良いのにね。
しかし、営業中のお客さんが、私たち以外一組だったのが気になる。金曜のディナーがあれで大丈夫なんだろうか??(2003.2)

オールドクロウ
★★★
吉祥寺

武蔵野市吉祥寺本町1-8-23 カワダビルB1

0422-21-1468
18:00 〜 2:00

無休

吉祥寺で深夜に食事をとりたくなったらココに行く。
専用釜で焼いた、フチがもちもちのナポリピザを深夜2時まで食べられるのだー!! 
一人でもくつろげるフレンドリーな雰囲気。
そしてアンティパストも、500円とか手頃な値段で揃っているのがうれしい。
たまにワインとアンティパスト数品で帰ってきたりもするけど、
用途に合わせられる気軽な感じが使いやすい。
ピザは薄焼きのものと、厚焼きのものの二種。私は断然厚焼きナポリ風派! 
シンプルなマルゲリータ(チーズ+バジル)は、ホッとする味。
ビールもワインもぴったりで、サラダも工夫があるものが多くて楽しめる。
ボリュームがあるので、ひとりならサラダだけでも満足しちゃうかも。
お気に入りは、キノコソテーとチーズソースのサラダ。
ガーリックトーストが入っていて、かなり満腹になります。(2003.7)

フェリーチェ・コーダ
★★
上野

台東区上野1-3-5 
PHONE 03-3832-1311
日・祝

ランチで利用。
玄米ランチとパスタランチが数種ずつあり、
玄米ランチの「築地直送のサーモン、野菜のフリットミスト 
オリーブとケッパーのマヨネーズソース」を頼んだ。
カリッとあがったサーモンやブロッコリとかのフリット。もちろん熱々。
ケッパ―とオリーブのみじん切りを入れるだけで、
こんなにマヨネーズが美味しくなるんだねー。真似したい。
玄米ももちもち炊けてるし、オープンオムレツもボリューム出て良い。
スープはまあ、適当な味だったけど。というか、普通のトマト味。
でも1000円でこれは安いね!
さすがにコーヒーとデザートつけろとかはいえないなあ。
(2004.6)

リストランテ ポルトファーロ
★★
銀座

中央区銀座5-7-19 銀座フォリービル9F
03-3289-7033
無休

和光の交差点からすぐという好立地。デザートまでついてランチは1400円。
店内は白を基調にしていて、吹き抜けがきもちいい。
お客は99パーセント女性って感じだ。

パスタランチは数種のパスタから選べる。
私は「ポロ葱と小海老のトマトソーススパゲッティ」。


前菜の盛り合わせは可もなく不可もなくの味。
というか、いくらランチでも盛り合わせなんだから、
皿の中身を説明する配慮が必要では?
玉ねぎ(?)らしきものと、チキンのトマトソース和えらしきもの、
あとなんかペーストっぽいものの3品。
全部冷えてる。冷製というわけではないので、ちょっとがっかり。


次はパスタ。湯で加減は悪くないんだけど、いかんせん
ポロ葱が生すぎて辛い…。
あともう少し火を通してソースになじませてくれるとうれしかった。
量は多めで、けっこうおなかいっぱいになったけど。
そしてデザートのフルーツタルトとベリー系シャーベットの盛り合わせ。
これはなかなか良かったです。さっぱりしてたし。
飲み物を聞かれたけど、デザートと一緒に持ってきてくれればいいのにね。
まあ、これはどこのイタリアンもフレンチもいえることですが。
(2004.6)

アンティカ・オステリア・デル・ポンテ
★★★★
丸の内

千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング36F
03-5220-4686

丸ビル内にあるイタリアン。
クロークやワインセラーを抜けると、広さはそれほどでもないけど
異常に眺めの良い(36F!)ダイニングに通される。
夜景がキレイだろうなあ。


食前酒のキールを飲んで今日のメニューを決める。
パンはフォカッチャからライ麦パンまで数種をカゴにのせて持ってきてくれます。
私はグリッシーニとフォカッチャ。バターが濃厚で美味い!
まずは一口前菜。ブリニっぽい小さなそば粉のパンケーキに、
クリーミーなリコッタチーズをはさんだものが出てきた。
うーん、適度な酸味がキールにぴったりだな。
次は「レンズ豆と白タマネギのムース」。
なんと、タマネギなのにまったく辛みがない。
野菜ならではの甘みがたっぷりつまったふわふわのムースの上に、
軽く泡立てられたクリームソースとレンズ豆が乗っている。うまーい。


パスタは、シンプルな夏野菜ソースが絡んだショートパスタ。
かなり固めに茹でてあって、ちゃんと小麦の味がする。
ソースもあっさりしているのにコクがあって、
タンパク質は全く入っていないながらもすごい満足感があってビックリ。
そしてメインの「仔羊のロースト」。
ひたすらやわらかくてジューシーなお肉は、
卓上の大粒黒コショウをかけると味がしまって美味しい。
(聞くと、コレもシェフが選んでブレンドしたコショウだとか)
羊特有の臭味がほとんどないから、羊が苦手でもぺろっと食べられそう。
付け合わせのロメインレタスと干しぶどうのソテーや、
薄切りポテト揚げも程良いアクセント。


結構オナカいっぱいになったなーと思っていると、
「チーズはいかがですか?」とワゴンがきた。
そこで連れが「酸味のあるフレッシュチーズが食べたい!」と言い始める。
「おなかいっぱいだなー」と思いつつ、そう言われれば食べたくなるのが常。
オススメのものを少しだけもらうことにした。
ヨーグルト風のサッパリしたチーズと、少しくせのあるヤギチーズを盛り合わせ。
アカシアのハチミツ、バルサミコ入りイチジクジャム、さくらんぼジャムが
ついてきて、それを好みでチーズにかけると更に激うま!!
くるみパンに乗せてバクッとたべる。あー、幸せ。


そしてデザートは、バルサミコに漬けたイチゴとカスタードクリーム。
以前、イタリアンでバニラアイスクリームにバルサミコとイチゴが乗ってて
驚いたけど(でもすごく美味しくて感動した)、
バルサミコをデザートに使うのって普通なコトみたいですな。
ドレッシングやソースにしか使ったことがなかったので改めよう。
プチフルール数種とエスプレッソでシメ。(2004.12)

コッコドリッロ
★★
神保町

千代田区神田神保町1-103 tokyo park tower plaza 1F
03-5217-0337

会社近所にあるイタリアン。
カジュアルな店なので、コースではなくアラカルトで頼む。
バーニャカウダは、なんとソースに生クリームが入ってた!
ガーリックオイルフォンデュ的なものをイメージしてたので、
かなりびっくり。でも濃厚で美味しいかも。
パイ包みになっているスープも、意外にも魚介のトマトスープ。
ほか、きのこのリゾット、トマトとモッツアレラのサラダ、
ブルスケッタ、手打ち平麺のボロネーゼ、牛ひれ肉のソテーマスタードソース 。
白ワインをデキャンタでぐびぐび飲んで、かなり満喫。
近くにこんな店があるとは知らなかったなー。ランチで来ようっと。

(2004.10)


ランチで利用。
「小柱のトマトクリーム 玉子の平打ちパスタ」1200円。
サラダと自家製フォカッチオが付いてました。うまー。
ただし量は少なめなので、男の人とかは足りないだろうな……
って、私も足りませんけど!わー!
(2004.10)

ラ・ターナ
★★
吉祥寺

吉祥寺本町2-20-12
0422-20-2223

駅からはずれたところにある小さなピザ専門店。
ガラス張りの店内は妙に薄暗くガランとしてて、
客がいないと店員が木の椅子にぼーっと座っていたりする。
その風景が「E・ホッパーの絵みたいだなー」とずっと気になっていた。
でも入り口付近には大きな石釜があったり、わりと本気っぽいんだけどね。
定休日を聞くと、「気ままに休んでます」とヒゲのスキンヘッド店長。
競争の激しい吉祥寺で大丈夫なのか…!?


冷たい生ビールを飲みつつ、サラダとカポナータ(野菜のトマト煮)を頼む。
サラダは500円とは思えない山盛り具合で、チーズドレッシングがよく合う。
カポナータはじっくり煮たものを冷やしてあった。
カポナータにフォカッチャ(ピザの生地だけを焼いたパン)をつけて、
それだけでビールとランチとかも良いですなー。うっとり。
今日のピザは、クアトロ・フォルマッジ。
石釜で焼いた、ふんわりもちもちの生地に4種のチーズがたっぷり!
生地が美味しいから具はシンプルな方が良いみたいです。
私はパリパリの薄い生地よりも、もっちりした生地のナポリ風ピザが好き。
ちゃんとしたピザ用の石釜がなきゃできない食感だわー。
ああ、ワインが飲みたくなる……飲んだけど。
すいているので、夜ゴハンを食べに1人で来たりも良いかも。(2005.3)

passo a passo
★★
門前仲町

江東区深川2-6-1 アワーズビル1階
03-5245-8645

若手シェフの中では有望株で、吉田牧場のチーズを置いていると聞いて大期待。
その期待を裏切らない良いお店でございました。
前菜は白アスパラに温泉卵とカチョカヴァロ(吉田牧場のチーズ!)を薄く乗せ、
軽くあぶったもの。
この時期ならではの太い白アスパラは、噛むと水分がじゅわー。
野菜の水分を味わうってむちゃくちゃ贅沢だと思うのよね。
それとなんといってもカチョカヴァロ!
濃い。信じがたく美味しいチーズなのですよ。ああ、たまらん。
白ワインを呑みつつ、ほとんど無言でもくもくと食べてしまいました。
ちなみに一緒に行った人は「温泉卵が余計だ」と言っていたが、
たしかにアスパラとチーズだけの直球のほうがぶれなくて良いのかも。


パスタは手打ち平麺を砂肝ソースで食べる。
そら豆と黒オリーブのパスタ(こちらはオイルベースらしい)と悩むが、
内臓好きなので砂肝と聞いては避けて通れない!
こってりとしたボロネーゼ風ソースは、麺にたいしてもう少し量がほしい気も。
でもすごくていねいに作ってあって赤ワインと合います。
メインも食べようかと思ったが、遅れていったので時間もないし諦める。
先に食べていた同席者たちのメインを少しずつつまみ食いさせてもらったけど、
なかなかステキでしたわ〜。
リゾットの上に茄子と穴子のソテーをのせたバルサミコソースのものとか。
なんだかこのシェフは、もっともっと美味しいものを食べさせてくれそうな、
期待をもたせる方だなと思う。
「1回行けばまあいいか」と思わせる店が多い中で、これは貴重ですよ!


シメにチーズの盛り合わせ。
吉田牧場のラクレットとカマンベールほかもろもろ。
カマンベールがすんごい美味しい!
「まだ若いものですよ」と聞いたが、まわりはねっとり、中心はさらっと。
うわー、こんなに美味しいカマンベールって初めて食べたなあ。
添えてある果物と一緒に口に運べば至福の時ですよ。
もう1本くらいなにか呑みたくなっちゃうもん。
なかなか手に入りにくい吉田牧場のチーズですが、
最近気になっている岡山の食のセレクトショップ「平翠軒」にはあるらしい。


ちなみに門仲でイタリアンってシブイなーと思って聞くと、
(どうも立ち飲みとか酒場系がスバラシイ町、というイメージが…)
まずは単純に築地が近いから。それとお客さんのふれあいも面白いかららしい。
普通のおじさんおばさんが「スパゲティ屋」としてやってきて、
シェフはマスター、マダムはママと呼ばれて親しまれているとか。
うーん、良い話だなあ。
ちなみにトイレに行くときに通った冷蔵庫に入っていたカチョカヴァロと、
つるしてあるパンチェッタもあまりに美味しそうだった。
パンチェッタは、自分で豚を背割りで買って作ってる自家製なんだって。
あー、あれでカルボナーラとか最高だろうなあ。
やっぱりまた来なきゃ!(2005.6)

trenta tre
吉祥寺

武蔵野市吉祥寺本町2-7-8
0422-22-3366

スッキリした外装と内装はかなり好み。
店には、ほどほどのお客さんが入っております。
2500円のコースにしようかなと思うが、
デザートはいらないので1800円のにした。
前菜+パスタ+エスプレッソで、前菜とパスタは好きなモノを選べる。
オーダーしてから「?」と思ったのは、
まだオープンしてから間もないからなのか、導線がうまくいってないこと。
それほどめちゃ混みなわけでも、スタッフの数が少ないわけでもないのに、
妙にバタついている雰囲気。
しかもBGMはなぜかビリー・ジョエル。笑 店の雰囲気と合ってませんが!
グラスワインが、1000円のモノのみってのもどうなのか。
超好立地ってわけでもなく、
ランチが平均1800円の店でワイン1杯に1000円出すかな?
ランチ中だけでも700円くらいの設定にすれば頼みやすくなるのにねえ。


前菜は、エスカベッシュをオーダー。
………んんー、酸っぱーい!!!
涙が出てせき込むくらい酸っぱいんですが。ちゃんと味見してるのかしら??
そしてパスタは「豚バラ肉のラグーソース リングイネ」にしたが、
まだ若くてサッパリしたトマトソースに、小さく薄目の角切りにした豚バラ肉。
うーん。なんだかとってつけたようで、豚バラの良さが出ていない気が?
ちなみに「ラグー」=「煮込み」という意味で、
代表的なのはボロネーゼ(ミートソース)。
でも、今回のこのソースは、「煮込」んではいない気がするのよね。
だから、豚バラの脂がまだ固くて気持ちが悪いのだ。
上に乗ってた和ネギも、あまり必然を感じる組み合わせとは思えず。
もちろん必然ならイタリアンに和素材が入るのもまったくOKなんだけどね。
…ちょっと通う気にはなれないかなあ。外装とか内装は好みなので残念。(2005.6)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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