【2007.4.16MON〜22SUN】表参道「クレヨンハウス」吉祥寺「おでん太郎」野毛「武蔵屋」「栄屋酒場」「車橋もつ肉店」神保町「ティーヌン」「七條」水道橋「ヒーロー」新宿「QUNAI BROS」「ばるぼら屋」新「上海シャオツー」


17日(月)
表参道での仕事帰りに、「クレヨンハウス」でランチ。
ほとんど老舗ってくらい古くからある自然食レストランですな。
バイキングは苦手だけど、ここの自然食のバイキング(1200円)は大好きっス。
(あと、インドカレーのバイキングも好き〜)


今日のメニューは、
ごぼうと菜の花の酢味噌和え、トマトと玉ねぎのマリネ風、水菜とひじきのサラダ、
蒸し鶏の胡麻ソース和え、キスの天ぷら黒ごま衣、玄米ごはん、味噌汁、お漬物、
でございました。うーん、どれも素材の味が濃くて美味しい。
生の野菜をたっぷり食べると、体が浄化されたような気がして罪悪感が薄れる!?


夜は、久々に吉祥寺「おでん太郎」へ。
店に入るといきなりおかみさんから「あら!もういいんですか」と、
ガンマ値の心配をしていただく…とほほ、どこのオッサンだ。泣


「もう、全然問題ないんですよー(?)」なんて言いつつ、
サッポロの瓶ビールを一杯呑み、目の前に並ぶ大鉢つまみをじっくり吟味。
じゃあ、「鶏つくね、おくら、揚げ茄子、車麩の煮物」を少しください!
からしを添えて食べるとおいしさ倍増。うーむ、やさしい味付けにリラックス。


今日は、また急に寒くなった1日だったので、やっぱりおでんでしょ。
ぐつぐつと煮えるおでん鍋から、大根、じゃがいも、玉子。
熱燗をもらって、ソラマメもつまむ。


なぜかおかみさんとモツの話になり、「あら、うちにもあるんですよ。うふふ」って…えー!?
こちらのお店は、メニューがないので全然知りませんでしたわ。おそろしい。


「主人もこだわって仕入れているらしくて、美味しいですよー」とのことで、
炭火焼のハツを焼いてもらうことに。これも、ちょこっとからしをぬります。
おおー、これが本当にしっとりやわらかくて旨い!!ビール、ビール!


壁の手書きメニューも書き換わらないので、てっきりないんだと思っていたら、
(以前にその中のものを頼んだら「今日はないんです」と続けざまに言われた)
「えびのすり身はさみ揚げも、毎日ありますよー」だそうで。ガガーン。
こ、これはまた早めに来なくては。笑


それと、この季節の定番大鉢料理、新じゃがの煮っころが
し(激美味!)の、
目からウロコな作り方を教えてもらったので、この週末にでもつくってみようっと。
あー、今日もおいしかった。ごちそうさまでした〜。


18日(火)
仕事を早めに切り上げ、Yちゃんと横浜の野毛へゴー。
いわずと知れた一大呑み屋エリアですね。私は、去年来た以来だな。
以前から仕事中に「穴子天ぷら。野毛」とか、たまらんメールがYちゃんから来ていて、
「あー!絶対、野毛に穴子食べに行く!」と萌えていたのがついに実現。
やっぱり吉祥寺からじゃ、ちょっと遠いのよ〜。


まずは、「行ったことないの!?」とビックリされるほど野毛では有名な「武蔵屋」へ。
外見は完全に一般民家で、昭和20年くらいからある居酒屋さんでございます。
店に入ると、おばあちゃんとお孫さん(?)たちが、忙しく立ち働いている。


奥の座敷に座って、まずはビールをいただきまーす。
低くて四角いあめ色のちゃぶ台がステキすぎるわ。
一緒に出てくるのは、玉ねぎの酢漬け、おから(素朴な味でびっくりするくらい美味)、豆。


ここは3杯呑み屋なので、1杯頼むごとに勝手にお決まりのつまみが出てくる。
コップ酒を3杯飲んだら、もう帰らなくてはいけないというシステムなんですね。
雨の日なので、窓際の壁によっかかっていると猫のにおいがします。木の家だなー。


2杯目は、お酒。
まずガラスコップが目の前に置かれ、温めたお酒の入った鉄瓶を持って店員さんが登場。
「お見事!」としか言いようのない美しいリズム感のお作法(?)で、
表面張力ギリギリにお酒をついでくれます。テーブルには一滴もこぼさず。


2杯目につくおつまみは、たら豆腐。しらすと七味もたっぷりのっている。
こーれーが、ホントに五臓六腑に染み渡る美味しさ! 
こんな寒い日の熱燗に合いすぎるわね…日本人でよかった〜。


店内をぼんやり眺めていると、
奥の席のお客さんに、おばあちゃんが鉄瓶から美しくお酒をついでいる。
なんだかこの風景は見たことがある気が…と思ったら、幸田文の書く小説の世界だ。
(食べ物好きならぜひ読みたい!特に『台所のおと』の短編集とか)
具体的なシーンが一致するわけではないし、時代的にも少しずれるけど、
なんとなくその凛とした「作法」的な世界観がかぶる。ほえー、キレイだなあ。


Yちゃんのお友達が合流し、3人で3杯目。
私はまたビールにしておいたけど。つまみはネギ入りの納豆です。
ちなみにつまみの内容は1年中変わらないらしい。渋すぎ!


バタバタと次のお店に移動。
今日の個人的なメイン店といっても過言ではない「栄屋酒場」でございます!
ここが例の「穴子天ぷら。野毛」メールの店なので、
入った瞬間にまだ穴子がメニューにあるかチェック。
季節外れでもいいから、とにかくこのモヤモヤを解消したい!


さっそく発見したので問答無用で即注文。
すると、大皿にてんこもりのあなご天ぷらがやってきた。
わーいわーい!


なんてフォトジェニックなのかしら…塩or天つゆでいただきまっす。
サクサクふわふわで美味しいですよ。飲み物は、ボトルの「宝山」をロックにて。


それに、初かつお!
うーん、しっとりしまった身で旨い!!
にんにく醤油でいただけば至福の時間ですな。
日本酒呑みたい…。


「さー、次だ」というわけで、3軒目「車橋もつ肉店」へ。
もう店名だけで、萌え萌えなんですけども。笑
生肉自慢の新し目の立ち飲みでございます。


まずは、ホッピーで塩ユッケ、もつ煮、レバ刺し。
隣の人が頼んでて心を奪われた手羽先から揚げ(黒コショウたっぷり)。

どれもさすがに合格点な品ぞろえ。


中でも美味しかったのは、テッポウのタレ串!
脂っぷりがちょうどいいのと、タレの甘辛具合が絶妙でうまいわー。

 

19日(水)
バタバタながら神保町のタイ料理「ティーヌン」でランチ。
いつもはガパオなのですが、珍しく「豚肉の甘辛カレーがけごはん」にしてみました。
トッピングで目玉焼きを追加。ビール呑みたーい。


20日(木)
お昼はお弁当。
サワラの味噌漬け(味噌にみりん、酒を混ぜたものをサワラの表面にぬって一晩置く。
味噌をぬぐってグリルで焼くが、焦げやすいので注意)、みょうが入り玉子焼き、
青梗菜のピーナッツ和え、雑穀ごはん、梅干。


夜は、Yちゃんと水道橋の串揚げ「ヒーロー」へ。
この店、先週から行き過ぎな気も…うはは。


ホッピーを呑みつつ、レバカツ、くじら、レンコン、海老。
ソースとからしで食べたり、塩で食べたり。
やっぱりココは、くじらが肉厚でとっても美味しいです。


わけぎのぬた、さっぱりした酢味噌で好みだな
かぼちゃ、カマンベールチーズ、しめじ、ウインナーをふたりで半分ずつ。


ホッピー3杯くらいでさくっと飲み食いしてしゃべり、
Yちゃんは会社へ、私は自宅でお仕事。


20日(金)
そういえば今週は洋食を食べてないなーと、
小学館ビル地下の名店ビストロ「七條」へ。
Bランチを食べるため、11時半の開店と共に入店いたします。


今日のBランチ(この店で食べるべき、揚げ物以外のマットーフレンチ)は、 
「仔羊のロースト ピペラド添え黒オリーブソース」でした。
相変わらず美しいピンクの断面!これで1000円って本当にありえないよー。


夜は、9時半頃からゴールデン街へ。
友人のQくんがお店をオープンしたのでお祝いがてらゴーゴー。
ちなみに「ゴールデン街劇場」地下にある「QUNAI BROS.」というお店です。
5月からは自慢の広島風お好み焼きが出るらしい。


10年来の友人Mちゃん、Kさん、Kちゃんが先に飲んでいたので合流。
プレミアムモルツを呑みつつ、奥の席でだらんだらんとしゃべる。
「待って!いま、話題が“小動物”“アロマ”“占い”“合コン”になってたわ!」と、
三十路女が4人集まったらしちゃいけない会話に危機感をいだくものの、
「まーいいか」とだらんだらん…。


夕食を食べていない私とKさんのリクエストで、
同じゴールデン街の中にある「ばるぼら屋」へ移動。
ちなみに、ここはキンミヤなのですよ。


4人と人数が多いので、2階の個室(っていうか1テーブルのみの座敷)に通される。
「ホッピー!」「マッコリー!」と注文し、つまみは肉豆腐、こんにゃく焼き、
ひつじの串焼きなど。


ウワサ通りどれも美味しいけど、こんにゃく焼きが妙なうまさ!
ソース焼きそば(鉄板焼きの店なのね)やチャンジャなんぞもつまみつつ、
終電ギリギリまであーだこーだとしゃべって帰宅。


21日(土)

のんびり起きて、冷蔵庫のもの総動員でごはんをつくる。
たこめし、春野菜のXOだれかけ、たたき山芋とたたきキュウリの胡麻酢醤油かけ。


タコは、冷凍していたものがあったので活用。
といで普通に水加減した米に、しょうゆ、みりん、酒を加え、
昆布、薄切りにしてさっと湯をかけたタコ、しょうがをのせて炊くだけ。
100円ショップの土鍋、本当につかえるわ〜。オコゲもうまー。


半端に残ってた春キャベツ、青梗菜もさっとゆでて、
常備しているXOだれをざざっとかければできあがり。ホント、このたれスゴイ!


山芋ときゅうりは、それぞれ袋に入れて上からすりこぎとかで叩く。
(きゅうりは塩で板ずりしておくと更に美味)
酢醤油とすり胡麻をたっぷりかけていただきまーす。


夕方から、名著『モツ・キュイジーヌ』を参考に、
内臓料理「トリップ・ア・ラ・モード」にチャレンジ〜。
この本は、本当に私の心のベスト10に入る素晴らしさ!


フレンチ内臓料理の名手と言われる「ル・ブルギニオン」の菊地さん、
「大西亭」の大西さん、「マルディグラ」の和知さんの共著で、
柴田書店(料理専門出版)から出ている完全プロ使用本(4000円!)です。
おととし出版されたと同時に迷わず買った。笑
いつもは、その充実の内容と美しすぎる大判モツ料理写真をつまみに、
「あ〜、旨そう〜」と赤ワインを呑む日々でしたが、今日は実践じゃー!


ロンロンでトリッパ400gを購入し、まずは下茹で&水さらし。
鍋でにんにく、玉ねぎ、にんじんのみじん切りをソテーし、
そこに1.5センチ幅にきったトリッパを加える。
裏ごししたホールトマトと水、ローリエ、タイムを加えて少し煮込み、
150度のオーブンに鍋ごと入れて2時間、
オリーブオイルと塩で味をととのえればできあがり〜。


思っていたほど難しくなかったです。もちろん、そういうのを選んでるんだけど。笑
ああ、鍋一杯にトリッパのある幸せ!


「ダンディゾン」のそば粉のパンと、春にんじんとサーモンとゆで卵のサラダ。
赤ワインが合いすぎるスバラシイ美味しさですなー。たまらん!


22日(日)
お昼は、昨日の残りのトリッパの煮込み(2日目がまた旨い)と春にんじんサラダ。
それと先日「おでん太郎」のおかみさんに教わった新じゃがの煮っころがし。


呑んでいたときに作り方を聞いたら、
なんと「最後に、オイスターソースとバターをいれるのよ」と衝撃の事実が判明! 
どうりでしょうゆとみりんじゃ出ないコクのはずだ〜。
言われたとおりにつくったら、本当に美味しく出来ました。
新じゃがをひたひたの水、しょうゆ、砂糖で煮て、
水分が減ってきたところにオイスターソース少々とバターひとかけを入れてからませる。
うー、うますぎる! これはたぶん一生作り続けそうな予感の一品。


いただきもののイチゴがあったので、カヴァ(スペインの発砲ワイン)と一緒におやつ。
あまり果物を食べないのですが、酒と一緒なら。笑


あまったいちごは、煮詰めたバルサミコと蜂蜜でマリネにして冷蔵庫へ。
明日、バニラアイスクリームにでもかけて食べようっと。


夕方から、くるりと新宿「バルト9」で映画。
その後、毎度おなじみの歌舞伎町「上海シャオツー」へ。

ビールを呑みつつ、まずは豆苗の炒め物、栗とおこわ炒め、
かぼちゃとじゃがいも、揚げパン。


豆苗は文句なく美味しいが、栗とおこわが「…」って感じ。
生栗とおこわを細かく切ったものを炒めてあるけどビミョーだわ。
かぼちゃとじゃがいもは、「ソラマメとじゃがいも」だったから頼んだのに、
出てきたらかぼちゃでショック。味付けは美味しいけどなー。


続いてスペアリブの黒酢煮、セロリとくわいの炒めもの。
スペアリブは見た目ほどくどくなくて美味。
セロリも細いのに味はしっかりセロリ。くわいもホクホク。


シメに高菜と豚肉のそば。
うーん、美味しいけど「油っこいー」とふたりでダウン。
今度は和食を食べに行こうかな。

 

 

 

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