2006年2月13日〜2月19日

【2006.1.13MON〜19SUN】中野「いろは亭」、外苑前「喜々」、房総半島、横須賀、野毛


13日(月)
仕事帰りにYくんと中野で飲む。
鰻が食べたかったので、すっぽんと鰻串の店「いろは亭」へ。
(「川二郎」は自粛。平日からキンミヤストレートは飲めませーん!)
ちなみに以前、この店ですっぽんを食べて鼻血出したことあります…。


バラ・ひれ・肝・白焼き…などの5本盛り。
んー、肝が苦くてうまい!ねっとりしてますな。
それと、うざく。
どうでもいいが、この店は照明のおかげか妙に料理がおいしそうに撮れます。


15日(水)
取材帰りに外苑前のお粥専門店「喜々」でランチ。
お粥、大好き。
和風でも中華風でもエスニック風でも、
それぞれに味わいがあってたまらん。


鶏粥を頼むと、香菜たっぷりでうれしい〜。
揚げたまねぎなんかも乗っている。
やわらかい鶏肉と、じっくり煮込まれたとろとろのお粥がぴったりすぎ。
この店は、米、水、塩など原材料にそうとうこだわっているらしく、
白粥でもおいしいだろうなと思う。


16日(木)
神保町「今荘」で、Yちゃんと鰻ランチ。
建物が好きという理由だけで来ていると言っても過言ではない店。笑


夜は、Hさんと下北沢「膳」へ。
フェアをやっていて、生ビール1杯200円!ボトルワインも1200円!
だ、大丈夫ですか、コマツさん(店長)!?


来るのは久々だったのですが、
相変わらず魅力的な日替わりメニュー…。
生ハムのいちごマリネ! ホウボウのマンゴーソース!
ああ、おいしそうすぎ。


まずは、サーモンパテのポレンタ添え。


パテにはディルなどの香草がたっぷり…クラッカーに乗せて食べます。
ああ、白ワイン飲みたいよ〜!!
ポレンタ(とうもろこしの粉を練ったもの。イタリアの家庭料理によく出てきますね)
は、カリッと周りを焼いてある。イイネエ。


あとは、毎度おなじみジェノベーゼ。


ちなみに、今度ゴールデン街の飲み屋で1日ママをやるのですが、
そのときのためにレシピを教えていただきました〜。
「こんなものが入っていたのね!」とかなり驚いたよ。メモメモ。


それと、菜の花、たらの芽、やりいかのフライ 地鶏卵のタルタルソース。


好物ばかりの組み合わせ。美味しくないわけがありません。
相変わらずボリュームがすごいので、ほかに頼めなかったけど。


Hさんと二人で飲んだのははじめて。
でも、思っていた通りすごくステキな女性で、
年齢差も感じず(8歳くらい年上なのかな?)しゃべりまくる。
ワインも早々に1本空いて、さらに延々と生ビールを飲み、ごきげんで帰宅。
お会計は、ひとり2500円!


17日(金)
仕事をしていると、ふと頭に「ネギヤキ」が浮かぶ。
お好み焼きのネギ版…ではなく、三田の立ち飲み串揚げ「たけちゃん」にある揚げネタ。
小判型になった粉モノで、中に刻みネギがたっぷり入ってるの。
思い出してしまったが最後、ムショーに食べたくなってしまい、夜ごはんへゴー!


店に入ると、適度な混みっぷり。
カウンターの一番端で、とりあえず生ビール!ぷはー!
まずは「ネギヤキとイカください」と注文する。
ああ、揚げたてサクサクを食べつつ、次は何を頼もうと悩むこの幸せよ…。


結局、れんこん、チーズ、ゆで卵、紅しょうが。
あくまで「夜ごはん」モードなので、3杯だけ飲んでハシゴせず帰宅。


18日(土)
「漁港で美味しい魚が食べたーい!」というわけで、ぶらり房総半島へ。
朝11時半の東京駅発「特急さざなみ」に乗り、1時間半で到着。
それにしても、特急の中で飲む缶ビールはなんて旨いんじゃ。
つまみは、朝ごはんのサンドイッチ(日本語おかしい)。


まずは、保田駅に向かう。めっちゃローカル!
電車も30分〜1時間に1本とかです。
ウワサに聞いていた保田漁港直営の食堂「ばんや」を目指すのですが、
駅前から専用の送迎バスまで出てますよ!すごーい。

「ばんや」は巨大な漁港食堂といった感じで、
順番待ちのお客さんもものすごい数。
でも収容人数が多い上、客の回転が早いので、
あっという間に順番が回ってきます。
とにかく、新鮮な魚ならいくらでもある!という感じ。


生ビールを飲みつつ、壁にかかったメニューを見て吟味したあと、
刺身五点盛り(いなだ、ひらめ、金目鯛、あおりいか、さわら)、金目鯛の煮つけ。


とにかくもう、ねっちりした舌触りのあおりいかが異常に美味。
もちろんほかの魚もピカピカしてます。
なにより金目鯛の煮つけは、東京で食べたら4000円レベルのものが1260円!
ほとんどのテーブルで頼んでいるのを見ればわかるとおり、
たくさん獲れるうえに大量仕入れだから安くできるんだろうなあ。
あー、おいしい。たまらん。スイマセーン、ビールもう1杯!


あわびのバター焼きは、残念ながらボケた味だったけど、
ひらめのエンガワの寿司は、んまい。
やたらに大きいから、「大味?」と思うが、噛んでいるとどんどん甘味が出てくる。


この店は、盛りが異常に良いので(1人前で尾頭付き3匹とか!)、
かなりがっつりお腹をすかせて行かなきゃだと思います。


店の前の広場では、干物の直売をやっている。
一面に魚やいかが干してあり、炭火で炙ったものを試食し放題。
いやー、どれも新鮮&半生干しで旨いのよ。しかも20匹一パックで300円とか!


「ばんや」で汁ものが売り切れだったので、
「お買い上げの方につみれ汁サービス」と書かれた看板に吸い寄せられる。
思わず揚げたてイカフライを買ってしまい(イカのいろんな部位を揚げてある!)、
つみれ汁を飲む。んあー、あったまる。


イカフライは食べきれないので、おみやげにしてもらいました。


食堂に併設された温泉施設を発見し、迷わず入湯。
しかも、意外に空いてて、かなり極楽!しあわせ。
風呂上りは駅前まで戻り、付近を散策。
私好みの物件がごろごろしていて驚きです。
釣り人専用の宿、総タイル張りの歯医者、ミニサイズの踏み切り…


歩きつかれたので富浦にある宿(一泊4500円)に戻って一休み。
そして、「7時過ぎに食事に出れば良いか…」と思ったのが甘かった!


「駅前に食堂があるだろう」と7時半頃に宿を出ると、
駅前はとっぷりと真っ暗。ええっ。
開いている店といえば、8時閉店のデイリーヤマザキと中華料理屋のみ。
なめてました、千葉の田舎を!


一瞬、「もう中華料理屋でいいか」(ありえん!)と、ひよりそうになるが、
駅の時刻表をにらんで「4つ先の駅の浜金谷まで行く!」と気を取り直す。
上りの最終は9時半だけど、下りなら0時まであるしね。1時間に1本だけど。
昼間の散策時に、「浜金谷の駅前は良さげな食堂があるな〜」とチェック済みだったのです。
まあ、問題は閉店時間ですが…ははは。


一駅区間がやたらに長い電車に乗り、浜金谷到着。
うわー、ヤバイ。ここも真っ暗だ!うわー!
針の先のような望みを託して、フェリー乗り場方面へ向かうと、「ガスト」発見!
って、「ガスト」でどうすんだよ!
でも、あった。ありましたよ。電気がついているお店が。
回転寿司屋「船主総本店」。
一瞬、「回転寿司か〜」と思うものの、どう考えてもほかよりまし。
閉店時間は9時(この時点で8時20分)……迷うヒマありません。


店に入ると、いせいのいいお兄さんが「いらっしゃい!」と言ってくれる。
こんなにうれしい「いらっしゃい」、久々だな〜。涙
生ビールを飲み、メニューを見ると意外と良さげな雰囲気。地魚多そう!
ただし、お客さんはほかにいなくて、完全に貸し切り状態です。
(後で知ったのですが、この店そうとう人気店らしい。
なんと、1日で1000人集客だって!それを貸し切り…ある意味贅沢ですね。笑)


時間がない!と張り切って端から頼む。
ホウボウ、スズキ、ひらめ、白子、さより…。むむ!白身が美味しい!


そして、何より激ウマだったのが黄金鯵!!!すごいです、コレ。
実は、昼間の「ばんや」でも、隣の席で頼んでいた鯵寿司が気になっていたのですが、
単品寿司はないというので泣く泣く断念していたの。


とにかくピカピカ光り輝いてますよ。エッジもすごい。
漁獲量も半端ないらしいですが、素晴らしいねー。おかわりしました。


それと、あおりイカとスミイカ。
イカは、種類によって全く鯵も歯ざわりも違うから、食べ比べるのが楽しい〜。


ねっちりとした歯ざわりのものと、コリコリとしたもの。どちらもんまい。
店の人も感じがいいし、途中でやってきた社長もいい人で、
意外にも楽しく美味しい、大当たりの夕食となりました。
「9時15分まで大丈夫ですよ」と言われ、途中からのんびりできたし。
はー、良かった。中華料理屋行かなくて…。笑


19日(日)
さわやかに起きて、10時にチェックアウト。
うーん、いい天気!今日も飲むぞ!食べるぞ!
まずは駅前をブラブラし、それから浜金谷駅へ。
何軒かお店をチェックした後、海沿いの良さげな店へ入る。


座敷に陣取り、もちろん生ビール。
壁のボードを見ると、つまみも充実してますな〜、うふふ。
「岩のりフェア開催中」とのぼりが立っていたので、
もちろん岩のりの三杯酢。それと、あん肝、あおりいか刺身、鯵のたたき。


岩のり、びっくりするくらい美味しいです。
食べたことのないザクザク&しこしことした歯ざわり。
午前中からビールを3杯くらい飲み、ほろ酔いで外へ。
ぶらぶらと散歩し、昨日見つけたフェリー乗り場へ行く。


知らなかったのですが、浜金谷(千葉)から久里浜(神奈川)まで、
東京湾を渡るフェリーが出ているのですね。なんと30分で着く!
まさにショートカットとしか言いようのない航路っぷりにシビれ、
まったく予定になかったのに神奈川へ行くことにする。


ただし、もういい加減酔ってるため、席に着いた途端に睡魔が…。
気づくと久里浜。30分って早い!眺めとかまったく見てないんですけど!
「まあいいかー」と京成久里浜駅から、切符売り場の路線図を見て、
これからどこに行くか決める。
沖縄&ブラジル料理タウンの鶴見もいいし、あまり行ったことのない生麦も?
でも結局、この前行って楽しかった横須賀へ行くことにした。
わーい、中央酒場(未訪!)、大田屋!興津屋!


がっ。
日曜日は、酒場系居酒屋は全滅なんですね。完璧に定休日。
かなりの時間ぐるぐる歩いたけど、好みの店が全く開いてない。泣
しかたないので、Yちゃんに電話で助けを求める。
すると「野毛なら、開いてる店もあるはず」と教えてくれた。
ありがと〜!さすがYちゃん!


その前に通りかかった銭湯で一風呂。
総タイル壁画がシビれる、かなり小さな銭湯です。


タオルを借りてお金を払おうとすると「お金はいいですよ」と、
番台のやさしいオバちゃんに言われる。ミニ石鹸は30円。


サッパリしたところで、いざ野毛エリアへ。駅は京成日ノ出町。
すると、これでもかってくらい延々と飲み屋街。
ネオンがまぶしいわ〜。移動して良かった…。


まずは、駅近のホルモン屋「たかの」へ。


小さい店で、女の子がひとりでやっている。
ホルモン、ハツ、ホッピー。
なんと、ホッピーはグラスに注がれて出てきます。こんなの初めて。笑
中身だけのおかわりとかできないのかな??


ホルモンは、ものすごく大衆的なやつが出てくる。
ずば抜けて美味しいとかってワケじゃないけど、
キライじゃない味です。ハツは、かなりいまいち。
良くも悪くも地元の常連さんに愛されている店、って感じかしら。


その後、野毛の町をぐるぐるとパトロール。
すごいねー、行っても行っても飲み屋街だよ。素晴らしい。
しかも、川沿いの道を入ってビックリ。
なんとも言えない風情の飲み屋集合通り!すごいアーチ!
(「横浜都橋商店街」という商店街で、後で調べたら「濱マイク」のロケ地らしい)


そこを歩くと、ホッピーを飲ませる有名店「ホッピー仙人」発見。
昼間はサラリーマン勤めのマスターがやってる店。
そうか、ここにあるのか。定休日ですけどね。


ブラブラ歩いて、「なんだか表まで人があふれている店があるな〜」と思ったら、
「山陽」というラーメン屋。ここも有名店らしい。


店先の看板からもなみなみならぬ雰囲気を感じるが、
なんとココもキンミヤ使用店なので、入ってみる。


お客さんでギューギューの店内はすごい活気。
店長らしい人物が、流れるような口上で客を仕切ってます。ラップか?
勝手にメニューを決められるし(でも自信満々なので従ってみる)、
中国人らしき店の女の子に「コレダレノサイン?」と服のブランドロゴを聞かれる。
メニュー名も独特です。


ビールを飲みつつ、最初に出てきた「とりねぎ」をつまむ。
むむっ。甘辛くいりつけてある鶏ももと白髪ネギが旨い!ビール合いまくり!
さらに、ここの自慢の餃子。ものすごく大量。


これ、今まで食べた餃子の中で、間違いなく最もにんにくがキツい餃子。
風味とかを通りこして、なんだか青い味がします…明日、会社なんですけど!
でも、不思議なことにクセになりそうな美味しさ。皮パリパリだし。
「コラーゲンたっぷり、チャーシュー行く?」と店長に聞かれるが、
さすがに食べきれず断る。


ああ、なんだか前半は魚オンリー、後半は肉オンリーな週末でした。
こんな食生活でよいのだろうか…ははは。

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