2005年6月13日〜19日

13日(月)
うーん、さすがに胃が重い。
なかなかオナカがすかないので、3時頃昼ゴハンを食べる。
白山通りの「北京亭」で海老のお粥。


この店は、いつもたいして美味しいとも思わないが、
なんとなく店の風情が好きで来てしまう。


10時頃、吉祥寺駅に着いて自宅から3分のホルモン屋「わ」へ。
豚あご、小腸のみを炭火で焼いて、黒生ビールを2杯飲み30分で終了。


あー、しあわせ。美しいモツと泡がきめ細かい黒生ビール!
って、20代女子としていかがなものかな食生活…。
まあ今更ですけど。


14日(火)
お昼は近所のインドカレー屋「ムガール・マハール」。
ランチの時間に間に合ってラッキー。
サグパニール(ほうれん草とカッテージチーズ)は先週食べたばかりなので、
バターチキン(トマト味でマイルドな辛み)にしてみた。


帰りに、ムショーに「しろくま」アイスが食べたくなってコンビニへ。
普段、甘いモノはほとんど食べないのですがコレは別。
「しろくま味」としか言いようのない味(練乳?)が好きなのです。
勢い余ってカップのでかいバージョンを買おうかと思うが、
単に買いたいだけのような気がしてバー×6本入り。


会社に帰って「しろくまあるよー」と言うと、
「ハナコさんが甘いモノなんてどうしたの!?」とどよめかれる。

15日(水)
昨日の夜6時頃、打ち合わせに行こうと水道橋駅前を歩いていると、
友人Yちゃんからメール。
「紅生姜、こんにゃく、玉子、ねぎ焼き、たまねぎ、アスパラ、チーズ…
たけちゃんは旨いなあ♪」(原文ママ)
………ぎゃー!あたしも行きたーい!
ちなみにこれ、「三田にある立ち飲み串揚げ屋『たけちゃん』で、
これらのタネをあげてもらって食べてますよ」という旨のメール。
日が高くなっててわからなかったが、そういえばもう呑んで良い時間なのね。
「たけちゃん」の串揚げを思い出したら気が狂いそうになり、
(ねぎ焼き!チーズ!レンコン!)そのまま三田線に乗ってしまおうかと本気で思う。


そんな前日だったので、責任とって!と言わんばかりにYちゃんと呑む。
串揚げが良かったのだけど、もろもろ理由あって小川町の立ち飲み「ししまる」へ。
「新しい店だけど、つまみが旨い!」とのことで、行ってみたかったのだ。

屋内はカウンター、屋外は壁代わりにビニールが貼られたテーブル席。
全席立ち飲みで、店員さんも若めな新しくてきれいな店。

とりあえずビールを呑みつつ、ポテトサラダ。
それと炙りベーコン、レバ刺し、野菜串焼き、豚串盛り合わせ、くんせい玉子。


炙りベーコンが旨い! 厚切りのやわらかいベーコンを炭火であぶっていて、
(あとで仕込んでいるところを見たら、きれいな脂がついたブロックを
ていねいに切り分けていた)溶けた脂の甘さがビールに合います。
レバ刺しも、まわりをタタキのように焼き付けている。
ゴマ油+塩、しょうが醤油、ニンニク醤油のいずれかで食べるんだけど、
ニンニク醤油が一番合っていた気がする。
私は、普段はゴマ油+塩派なんだけどな。なんでだろ?
豚串もお肉やわらかくて塩味がちょうどいいし、なかなか良いお店だな〜。
ホッピーも呑んで、けっこう酔っぱらって帰宅。


16日(木)
打ち合わせ帰りに、ばたばたとリンガーハットのチャンポンで昼ゴハン。
ファストフードの中では、けっこう好きだ。
これだけ野菜が入って、この値段はえらいよなあ。
数年前は、各テーブルに「くんせい玉子」が乗っていて、
箸休めに販売されていたけどなくなってて残念。ゆで玉子好きにはたまらん。


仕事が一段落したので早めに帰宅。
帰れるときは、サクッと帰らなきゃね!
呑みに行こうかと思ったが、ひさびさに自炊したくなってまっすぐ駅へ。


前に良く行っていた魚屋と八百屋へ寄る。
すると、どちらの店のおっちゃんも「ひさしぶりだねえ」と言ってくれる。
たしかに、前職のヒマなときは毎日のように寄ってたからなあ。
(ちなみにそれは、近所のバーの反応も同様。
平日の夜遅くにシラフで来るようになったので驚かれてます)
八百屋で「シンプルな青菜炒めが食べたい」と言ったら、
「中国野菜。白菜みたいでうまいよっ」と見慣れない野菜が出てきた。
小松菜よりも茎が太い感じ?美味しそうなので買う。1把200円。


魚屋では「転職したら忙しくて」と言うと、
カツオだけ買ったのにもろもろオマケしてくれた。
中トロと鰺のたたきの3点盛りで出てきて驚いたよ。
さらに「はたはた好きだよね」と、はたはたの一夜干しまでオマケ。
全部で500円。う、うれしすぎ…。泣


というわけで、夜ゴハン。
カツオと中トロとアジタタキの刺身、中国野菜のにんにく炒め、
麦ゴハン、油揚げとタマネギの味噌汁。
ひさびさにマットーな夕食で満足。調子に乗ってノンアルコールデーですよ!


17日(金)
打ち合わせに出たついでに昼ゴハン。
水道橋駅近くの韓国料理屋「ノルブネ」へ行く。
(そういえば、「ノルブネ」って店がたくさんあるな。どういう意味なんだろ)
ここはコムタンが美味しいのですが、今日はユッケビビンパ。
アルバイト陣は全員留学生っぽくて、一生懸命なんだけど妙な接客も好き。


ビビンパは石焼きにしがちだけど、
ユッケを乗せるなら普通の器で食べる方が好き。
せっかく生肉なんだし、火をとおすのがイヤなのよね。
キムチとサラダとスープがついて850円也。


夜は池袋で呑み。
吉田牧場のチーズなどをつまみに赤ワインを1本のみ、
そのあと名前のないバーへ。
最近、バーづいてるけど、同じ名前のカクテルでもずいぶん違うもんだな。
しかもどれも美味しい。奥深し。

 

【2005.6.18SAT〜19SUN】MPF、鶴見で南米・沖縄三昧、大森・大井町
18日(土)
のんびり起きて、昼ゴハンを考える。
昨日もらった吉田牧場のチーズ「カチョカヴァロ」が食べたーい!
というわけで、くれた方オススメの食べ方でランチ。
1センチくらいにスライスして、フライパンで両面を焼く。
すると、表面はカリッと、中はとろとろの焼きチーズができあがる。
(焼くと油が出てくるので、さほど焦げません)
それを、ちょっとトーストしたバゲットに乗せて、
黒コショウをちょっとふって食べる。
うわー、たまりませんわー。


夜は、同業種・同年代(昭和50年代生まれ)呑み会。
「MPF」という集まりで、最初は2年くらい前に、
リアルの友人6人からスタート。
その後、20人くらいまで増えた後、mixiで同名のコミュを作ったら、
77人まで増えた。
そのオフ会を兼ねての呑み会なのです。


新宿の居酒屋で、わーわー呑む。総勢36人とか?
初めて会う人も多いので、とりあえず名刺交換などするが、
途中で力つきてめんどくさくなり諦める。笑


でも、ひとり気になるコがいて盛り上がったな。
同い年のライターさんなのですが、なぜかずーっとムツゴロウの話。
かわいいのに、「いま、一番抱かれたいのはムツゴロウ!」だそうだ。
べつに痛い系の不思議ちゃんキャラでもないようなので理由を聞くと、
最近、ムツゴロウの著書を数冊読んで感動したらしい。
彼の男らしさは、無人島でも普通にサバイバルできちゃうとこは勿論、
有名な「動物とディープキス」など妙な行動にも理由があるのだとか。
「動物は、お互いをなめあって存在を確認する。だから、ムツゴロウも、
発情した犬の肛門をなめるのよ!」だそうです。
そして「私は、できることならば愛する熊の権兵衛(メス)と交尾したい」と、
真剣に述べるムツゴロウにしびれたとか。
あー、なんかわからないでもない。
真剣な人の話を聞くのは、下手なフィクションより面白いもんなあ。
ちょっと読んでみようかな、と思った瞬間でした。


19日(日)
朝起きて、「今日こそ鶴見に行こう!」と思う。
神奈川・鶴見は、沖縄や南米からの移住者が多くて、
リトル沖縄・リトル南米状態だと聞いてずっと気になっていたのだ。
天気も適度に曇っててちょうどいいし、行くなら今日しかない!


というわけで、昼前に出発。
京浜東北線に乗り、はるばる鶴見に着いたのは12時半くらい。
駅前の東口8番乗り場から「安善町」行きのバスに乗って、
「潮田町2丁目」で降りると、お目当てのエリアはすぐそこ。
バスから降りた瞬間に潮の香りを感じて、一瞬おどろく。


方向だけを確認しながら歩いていくと、お目当ての商店街へ。
さびれまくってますが、沖縄料理屋だけは開いている。
「ほほー」と思いつつちょっと覗くと、沖縄食材店と沖縄料理屋。
沖縄食材はいつも買おうかなと思うけど、
やっぱり現地で食べる美味しさにはかなわない気がするので買わない。
実際、沖縄からジーマミ豆腐とか買ってきたときも、
現地ではあんなに美味しく感じたのに東京では感動しなかったから。
でも、スパムも280円とかだし(東京では500円くらい)値段が良心的。


住宅街をてくてく歩いていると、
事前に調べているときにチェックをしていた店「ヤージ小」を発見。
いかにも沖縄人!な顔の濃いお兄さんに「どうぞー」と案内された。
外のノレンやショーケースは、ひなびた感じだけど、
店内は思ったよりもキレイ。
2階にあるらしい座敷が気になる。絶対そっちの方が風情ありそう。


とりあえずオリオンビールを呑んで一息。んあー、旨い!
沖縄のオリオンビール工場へ行ったときのことを思い出す。
ここは沖縄そばが有名なようですが、
つまみっぽいものが食べたくて「ナーベラー定食」(750円)。
いわゆるへちま炒め。ゴーヤはよく食べるけど、まだ東京でへちまは希少だし。
独特の苦みが好きなんだよねー。とろりとしたタレが良く合います。
一緒に付いているアオサ入りスープは、たぶん沖縄そば用のもの。
米を食べてしまうと、この後食べ歩きできないので、
あくまでもナーベラーチャンプルーを中心に食べる。

ほかのお客さんは、あくまでも現地の沖縄系の方々?
レジで「そば、持ち帰りたいんだけど」と言ってるオバちゃんが、
「キロなの?」「そうです」「じゃあ2キロ」と会話しててびっくり。
そうか。そばはキロで買うものなのか…。


店を出て、てくてく歩いていると、
どこからかサーターアンダギーを揚げているらしい甘い香りがする。
「?」と思いつつその出所を探ると、「豊」という沖縄飲み屋。
まだ店は開いていないけど、店頭に地味なショーウインドウがあり、
「小30円」「大50円」という値札が貼ってある。
ウインドウの中はまだ空っぽだけど、さてはここにサーターアンダギーが
入るのでは!?


「すいませーん」と店の中のお姉さんに買えるか聞くと、
「今、揚げてるんで10分後くらい」と言われる。
「じゃあ、また後で来ますね」とほくほくしつつ時間つぶしの散歩へ。


このへんはまた、良い路地がたくさんあるなあ。
路地好きにはたまらない。スゴイスゴイ。
場所はずれるけど、この日の路地写真収集はこんな感じ。


15分ほどうろうろして「豊」へ戻る。
すると、ショーウインドウには山盛りのサーターアンダギーが!
さっそく小を5個買う。150円也。


だいたいの方角だけ確認しつつうろうろ。
途中で普通のスーパーがあり、「こういうとこも沖縄仕様?」とチェックするが、
もちろん普通のスーパーだった。まあ、そんなもんか。
さびれ具合が好みの焼肉屋や中華料理屋にしびれつつ激写。
焼肉「火星」ってのも意味わからん。
いわゆる「角打ち(普通の酒屋の一角を飲み屋にしたカウンター。
どうにもこうにも男の世界な、絶対入れないディープ飲み屋)」も、
数軒通りかかって「ここかー」とチラ見する。


ぶらぶら歩いていると、大きな公園に出たのでベンチで休憩。
さっき買ったサーターアンダギーを食べる。
まだほんのりあたたかくて、サクサクふわふわでうまーい!
日曜日の公園だけに、子どもたちが思いっきり遊んでいる。
木登りする子どもって本当にいるんだなあ…とかぼんやり。
武蔵野からはるばる来て、なにやってんだ私も。笑


元気が復活したので、また歩く。
大通りの近くになってくると、南米人らしき顔の濃さな若者たちが、
ママチャリに並んで乗りながらポルトガル語で話をしている。
沖縄人の顔の濃さと、南米人の顔の濃さは、
同じように濃くても部類が違うなあ。


「このあたりから南米エリアか?」と思われる大通りに、
シュラスコなどの南米料理と沖縄料理を同時に出す店を発見。
ぎりぎり開いていたのですべりこむ。
店頭にもあったローストチキンを1/4羽と、ビール。
にんにくとマヨネーズを足したようなソースが美味しい。
ほかにも気になるブラジル料理がたくさんあったが泣く泣く断念。
量が多いから、ひとりだと種類を食べられないのがきついな〜。


まだ昼休み中の沖縄飲み屋(「古宇利島」)や、
ブラジル料理屋(「アミーゴ」「ぶーがる」)をチェック。
さらにブラジル食材屋「LOJINHA YURI」へ。
あからさまにポルトガル語オンリーな店内(値札も、店員と客の会話も!)ながら、
品揃えが面白すぎるので見ないわけにはいかない。
冷凍の肉や、謎の調味料など興味津々ですよ!
以前からフェジョアーダに使うキャッサバの粉をさがしていたので、
店員さんに聞くと日本語がほとんど通じない。
仕方ないので英語で聞くと「キロ単位だ」と言われる。またかよ!
さすがに1キロも家にあっても困るので諦める。ちぇー。


店を出ててくてく歩くと、宮造りの銭湯発見。
「入りたいな〜」と思うが、日曜なので休みだ。残念。


そのままもう少し歩いて、お目当てのブラジル料理屋「セグレード」へ。
商店街の中にあって、一見普通のお店。
でも入ると、ほとんど日本語は通じません。客は私以外、全員ポルトガル語会話。


メニューには一応日本語と写真がついているので、それを頼りに注文する。
「ベテハーブ(赤カブのサラダ)」「コッシーニャ(ブラジルのクリームチーズと
鶏肉を入れたコロッケ)」と、ブラジルのビール「ブラーマ」。


ビールはさっぱりしてるけど、かなり冷たくて生き返る!
コッシーニャに入ってるクリームチーズが妙に旨いなあ。衣も薄くてサクサク。
赤カブは、思ってたよりも甘みがあって驚いた。酸っぱいのかと思ったよ!
ちなみにほかに気になったのは、コロッケのバリエ。
タラが入ってるモノや、キベ麦(って何だ?)と牛挽肉バージョン、
キャッサバ粉バージョンなどなど。
それと、「パウミット(椰子の若芽のサラダ)」「モコト(牛足の腱シチュー)」、
「ドブラジーニャ(ハチノスとソーセージのシチュー)」。
有名な「フェジョアーダ(黒豆と豚肉の煮込み)」に代表されるけど、
やっぱりブラジル料理は内臓系が旨いのではないかと。


もう1本ブラジルのビールを呑んで、「フェジョン」を食べる。
これは、お肉が入ってない豆の煮込み。
本当はゴハンにかけるのですが、あえてスープ代わりに食べる。


店員さんは、日本語が通じないわりにはニコニコしている。
こちらがわからないとわかっているのに、
一生懸命ポルトガル語で話しかけてくるのに驚いた。
帽子を忘れて出ようとしたら、「●×△○×△!!」と追いかけられ、
「●×△○×●×△○△!!」とさらに何か言っていた。
最後にやってきた日本人オーナーが、
「またヨロシク!日本以外でも!」と言っていたのが印象的でした。


この時点で夕方4時半。
そこから電車に乗って自宅へ…というわけもないですよ!
だってココは京浜東北エリア。やっぱり呑まなきゃでしょー。


というわけで、大森在住のYちゃんと大森駅前で待ち合わせ。
「青物横丁の鰻串屋「丸富」の姉妹店が大森にあるらしい」ということから、
そのウワサの鰻串屋「今丁」へ行く。
一見、普通のお店なのですが、たしかによく見ると串がある!
ウーロンハイを呑みつつ、ひれ・肝などをつまむ。わーい。
それと、う巻き、おしんこ。
Yちゃんは「これで姉妹店を制覇だ!」と喜んでいた。


それから大井町へ移動。
私はほとんど来たことがなかったのですが、駅前の飲み屋路地が最高!
いやー、スバラシイ風情だねえ。感動。


噂に聞く店が多いのでとりあえず巡礼。でも日曜だからほとんど休みだ。
「肉のまえかわ」「鰻串むら上」など看板だけ眺めて涙。
絶対、次は来ようっと。


とりあえず、焼き鳥の「田中家」に入店。
ホッピーを呑みつつ、いわしのなめろう、ポテトサラダ、はんぺん焼き。
はんぺん焼きには、ワサビ漬けが付いている。
いわしのなめろうは、空気がたくさん入ってふかふか。いいねえ。


Yちゃんに今日の鶴見報告などしつつ呑む。
あー、長い1日だったなあ。

 

 

 

 

 

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