2005年4月11日〜17日

【2005.4.11MON〜12TUE】ミロンガ、あさりごはん、築地市場
11日(月)
お昼は上司と神保町の喫茶店「ミロンガ」へ。
高山さんの日記に、
「『ミロンガ』で、後ろの席にいた人がジャンバラヤを食べていて、
とても美味しそうだった。次は食べてみよう」みたいなことが書いてあり、
非常に気になっていたのだ。
「そんなワケなので行ってもいいですか!」と上司を口説く。
上司は私が高山さんファンなことを知っているので、「あー、いいよ」と快諾。


中辛と辛口があったので、私は辛口(850円)を頼んだ。
「5年ぶりに来たけど、食べ物があるって知らなかったわ」と上司。
コーヒー600円という、今どきありえない強気な値段設定。
オトナ(というか古本好きの老人)の街・神保町だから許されるのか!?
ジャンバラヤとは、ルイジアナ州の料理で辛口洋風ピラフみたいなやつ。
ソーセージやタマネギが入っていて、トマトとスパイスで味付けされ、
上に温泉玉子が乗っていた。


………んー。
まずからず、うまからず?まあ普通ですわ。
でも気になっていたモノが食べられてスッキリ。


夕方から銀座でうち合わせ。
6時くらいまでかかったので、そのまま直帰した。
帰宅後、夜ゴハンをつくる。
あさりの炊き込みごはん、三つ葉と豆腐のかき玉汁、かぼちゃの煮物。


……こ、これが!
あさりの炊き込みご飯が、信じがたく美味しかったんですよ!!
あさりでとったダシでゴハンを炊き、最後に身を混ぜて黒コショウをひくの。
やっぱナンプラーとゴマ油を入れて炊くと独特の風味になって美味いなー。
久々に自分の料理に感動いたしました。しかもカンタン。
レシピ載っけておくので、よかったら作ってくだされ。ホント美味しいから!


<あさりの炊き込みご飯>
1) 殻付きあさり300グラムを塩水につけて暗いところに30分ほど置き、
泥を吐かせる。殻をすりあわせて洗う。
2) 鍋に昆布5センチ角、あさり、ひたひたの水、酒1/4カップを入れ、
フタをして中火にかける
3) あさりの口が開いたら、ざるでざっとこす。
4) あら熱をとった3)の汁に、ナンプラー小さじ2、ゴマ油小さじ2を加え、
洗っておいた米2合と合わせる。水をたして、2合分の水加減にして炊く。
5) 炊きあがったら3)のあさりを殻ごと加えて蒸らし、ざっと混ぜる。
6) 食べる直前に黒コショウをひいてできあがり


12日(火)
午前中は、築地市場で撮影のお仕事。
って、そんなの仕事だけでおとなしく帰るわけないです。築地なのに!


撮影は9時半からなので、6時半に起きて7時半には家を出る。
もちろんいつもの起床時間&出社時間より断然早い。笑
まずは、昨日友人に教えてもらった場内の寿司屋「鮨文」へ。


朝の8時半から「おまかせコース」3500円!


天然真鯛の白身、プリプリの赤貝や海老、旬のほたるいか(酢味噌)、
これぞ場内!な赤身・中トロ・大トロ、手作りの玉子焼き…
でも、あまりにも美味しかったのは、てんこ盛りの生ウニ!
なんて濃厚なのかしら。なんつーか、粒がみっちりしててねっとりした舌触り。
そして口に入れるととろける、ふっくらやわらかな穴子! うあ〜、んまーい!!!
しじみの味噌汁を飲みつつ、朝っぱらから至福の時を過ごす。


9時半からの仕事をシャキシャキと仕切っていると、
カメラマンさんに「ハナコさん、朝から元気いいですねー」と言われ、
思わず朝に食べた寿司の美味しさについてとうとうと語ってしまった。
「……美味しそうだけど、朝から3500円の寿司ってどうなの!笑」と、
さすがにあきれられてちょっと恥ずかしいわ。とほほ。
仕事後、「昼ゴハン食べましょう」という話になるが、
みんなはカレーの「中栄」へ行くという。
「私は前に行ったことあるしなー」と迷ったうえで結局別行動になった。
おつかれさまでしたー!って、この時点で11時。
そして会社には半休届け済みですよ。この日のお仕事1時間半!
いい加減、クビになりそうですね、私。笑


まずは、これも昨日教えてもらった場外の店「きつねや」へ。
割烹着のオバちゃんがやってるホルモン煮込みと牛煮込みのお店です。
オープンテラス、というかドアがない。そして、ほぼ立ち食い。
そんな感じの店がずらっと並んでいる通りなのですが、
ここは適度ににぎわっていて人気店なんだなーという感じ。


肉豆腐(450円)とキリンビールの小瓶で一杯。あー、幸せ。
生卵(50円)をトッピングでつけて、お肉にからませて食べると超美味いです!!
ホルモン好きとしては「ホルモン煮込み」にしなくても良いのか?と、
注文時、真剣に悩むがネットでの事前情報を信じて肉豆腐。
美味しかったけど、やっぱり今度は「ホルモン煮込み」を食べに来よう。
ほかの客は、牛煮込みをゴハンにかけた牛丼などを食べていた。


その後、うろうろと買い物。
ちなみに今日は「汚れてもいい格好で行こう」と、緑のウインドブレーカー
+シャカパン+朝早かったのでほぼスッピン。
そのためか行く店行く店で「おはようございます!」「おつかれさまー!」と
さも当然のように声をかけられる。
いや、あの、ただの素人なんですけど…単に私の態度がでかいのか?
今日の収穫は、羅臼昆布(1000円)、鮭のハラス(400円)、
しらす専門店「コナシ」のしらす(350円)、和食器(4枚買って800円)、
魚の骨抜き(魚用の毛抜きみたいなやつ。刺身をつくる時に便利。200円)。
本当は「有次」の銅の玉子焼き器を買おうと思っていたが、
築地にある包丁の「有次」と京都の銅製品の「有次」は微妙に違うらしい。
それでも、3店舗あるうちの1店舗では玉子焼き器を少しだけ扱っていた。
ただし、業務用で大きいのよね…私は一番小さいサイズが欲しいので断念。
ちなみに今使っているのは、100円ショップで買ったやつ。
無駄に愛用しすぎていて(3年とか?)、妙なアジが出てきて怖いんですよ…。
先週末の花見で食べた卵焼き屋「大定」とおでんダネの「佃權」
(「ねぎまぐろ」という揚げ物が美味)の場所もチェック。


その後、場内の定食屋「江戸川」でもう一杯。
渋すぎる喫茶店でコーヒーってのと迷うが、やっぱ酒かなと。
鱈の煮物の小盛り(500円)、キュウリのぬか漬け(200円)、
キリンビールの小瓶(360円)。


超肉厚の鱈が美味いー! 身もやわらかくてしっとりホロホロ。
甘辛く煮付けてあるのですが、白いごはんが欲しくなる感じ。
注文時に「鱈豆腐」と迷うが、隣の席のおっちゃんが食べてるのを見たら、
あっさり塩味ベースで煮てあるようで色が白い。
そういえば、大衆酒場(ここは一応食堂ですが)での「湯豆腐」って、
何も書いてないのに鱈が入っているな。そのノリで塩味なんだろうか?
あと、メニューにはなかったが「いかの煮つけ」ってのもあるようです。
次回はメニューを見て決めるんじゃなくてまずはオバちゃんに聞こう。
席に着くとお茶と一緒にスポーツ新聞が出てきたので、
「そういうもんかな」と思って、とりあえず熟読。
なんか、タイガー・ウッズがまたすごかったらしいですよ。


微妙に酔っぱらいだし、まだ12時だしってことでぶらぶらと築地本願寺へ。
やはり時期だけに桜が咲きまくってます。きれいだなー。
お茶ができるスペースがあったので、そこでコーヒーを飲みつつ読書。
築地といえばこのへんに鰻の名店「宮川」があるなとか考えるが、
さすがに通風になりそうなので諦めて帰宅。


半休とはいえ、一応やらなきゃいけない仕事があるのでパソコンに向かう。
朝から遊んでいるせいか(仕事含む)、意外と集中できてはかどりましたわ。
やっぱ、メリハリが大事ってことかしら?


夜ゴハンは食べなくてもいいやと思っていたが、
8時頃になっておなかがすいたので残り物で夜ゴハン。
昨日のあさりごはん、納豆オムレツ、三つ葉とかぼちゃの味噌汁。


うーん、やっぱりあさりごはんが美味いなあ。自分に感心。

【2005.4.13WED〜14THU】讃岐うどん、寅々、学士会館フレンチ、塩豚
13日(水)
午後は会議なので、11時半頃に早めのお昼ゴハン。
時間が早ければ空いているかな〜と神保町の讃岐うどん「丸香」へ行く。
ちょっと寒かったので、釜揚げうどん。それとチクワとレンコンの天ぷら。


でも天ぷらは1種類で良かったな。量が多くて残しちゃった。不覚。
うどん自体は美味しいんだけど、麺が長すぎて食べにくいので短くして欲しい…。


夜から、Gくんと三軒茶屋のジンギスカン「寅々」へ。
人気店なので、もちろん予約済みです。


大ブームのジンギスカンだけど肉の種類は千差万別なので、
一概に「ジンギスカン」と言ってもビジュアルが全然違うのよねー。
例えば食べ放題ビール園系や、大久保百人町「土木土木」とかは冷凍ロール肉
(羊クサイが、道産子はあの匂いがないとジンギスカンじゃないと言う。
ちなみにこの店は1人前500円というありえない値段!でも旨い!)だし、
最近流行のオサレ系店は生ラム肉(臭味が少なくてやわらかい)が多い。
しかもデフォルトで「1人前」として出てくる部位がショルダー、肩ロース、
チョップとかで見た目も味もいろいろ。
中野「神居古潭」は生ホゲット(生後1年以上〜2年以内の羊肉。日本では、
あまり流通していないので貴重)なので、
また微妙にステイタスのようなものがちがうらしい。
ちなみに基本ですが、「ラム=生後1年未満、マトン=生後2年以上」の
羊肉を指します。


「寅々」は、ちゃんとしたキレイなお店。デート客もいっぱい。
というか、「店のきれいさ」にこだわるのって意外と男性の方が多い気がする。
女性は美味しいものが食べられるんだったら、けっこうどこでも行くよねー。
私のまわりの女性陣だけ!?
あ、ちなみに最近行きたいという話で盛り上がってる羊料理屋は、
世界各国の羊料理が食べられるらしい代々木「ビストロひつじや」。
各国の羊料理、食べてみたーい!羊大好きー!
あ、でも中東で1ヶ月以上毎日羊を食べてたら、
体臭が羊肉臭くなってびっくりしたことがあります。
ひつじの呪い?人体の不思議?

まずは生ラムリブロースのジンギスカンセットを2人前。
セットでついてくるタマネギと長ネギは、肉と一緒に焼く。
肉はレアくらいで食べるのがのぞましいので、
ひたすらジュージュー焼きつつ生ビールをぐびぐび。んあー、旨〜い!!
Gくんはめちゃくちゃ良く食べるため(人のせいにするわけでは…汗)、
結局ふたりで8人前くらいリブロースを食べる。
ちなみに肉メニューはほかにもヒレやラムチョップなどいろいろあるけど、
前にふたりで来たときに全部試して「結局、リブロースが旨い」という結論に。
なので本日はいさぎよくリブロースのみを責めました。
それと、もやし、蒸しじゃがいも、アスパラを追加。
じゃがいもとアスパラは塩バターで食べます。


Gくんのお仕事は、なんとプロサーファー。
私の友人にしては信じがたく爽やかな職業なのですが、
見た目があまりにも普通のお兄さんで笑える。
なんで日焼けしないんだ!? なんで筋肉もりもりとかにならないの!?
そもそもホントに仕事してるの!?といろいろ疑問です。
まあ食い道楽ぶりがずば抜けているのでどうでも良いんですが。
(「糖尿病になって、旨いモノが食えなくなったら迷わず死ぬ」と公言。
……海はなくなっても良いらしい)
最近行った店の情報交換などしつつ、目の前の肉をひたすら消費。
あー、美味しかった! Gくん、ごちそうさま!


もう1軒呑みに行くか迷うが、明日も仕事だしなーと自制してカフェにする。
246沿いの「compound cafe」は、夜の雰囲気が落ち着いてて好きなんですよ。
元々は個室のカラオケボックス店だった4F建ての細長いビルを改築して、
木+えんじのビロード布のふかふかソファーとかを置いている。
ゴハンも美味しいし、酒も種類が豊富で良い。
っていうか、結局ここでもチーズ食べて赤ワインとか呑んでるんですけどね。
ははは。
結局、終電くらいまでそこでまったりしゃべって帰宅。


14日(木)
会社近所の学士会館でランチ。
ライターさんと打ち合わせがてらのゴハンなので、
ゆっくりできる店にしました。
1. 書類を広げても大丈夫
2. ある程度、長居しても追い出されない
3. ゴハンが美味しい
という点では、学士会館内の店(フレンチ、中華、寿司)はどれも合格点だ。
本日はフレンチでございます。


とにかく、ここの建物が大好き。
昭和一桁に高橋貞太郎(帝国ホテルの設計者ですね)が設計したもので、
高い天井、年季の入った柱や壁、使い込まれたソファーやテーブルが素敵すぎる。
ちなみに利用者の9割9分はおじいさんなのですが、
学士会館だけあって帝大(東大)・一橋系のインテリ富裕層な雰囲気バリバリ。
大きなソファーに座りながら囲碁や将棋を楽しむ優雅なお姿は、
同じ神保町でも古本屋街にいるジイさまたちとあからさまに人種がちがうわ!
フレンチ店内でも「青山先生を囲む会」とか開かれてますよ。
あ、青山先生…?


「ハナさん、あっちのテーブルで水でもこぼしてきっかけつくってきたら?
10年くらい我慢すれば、そのあとは悠々自適な生活が…」
などとライターさんに言われつつ、一瞬考えてみたりしつつ(笑)、
メニューを熟読。
一番のオススメは「レディースコース(1500円)」って、
客層をまったく無視したメニュー構成がものすごいですな。
私たち以外は、ほぼ全員老人男性なんですけども。


今日はコースでなくセット(1200円)にしてみました。
枝豆の冷製スープ、豚バラ肉の赤ワイン煮込み、ごはん、マンゴープリン。

きりっと冷えたクリーミーなスープ…豆のスープって好きだ。
煮込みも、じっくり煮込まれていて繊維がほろほろ!うめえ!
デミタスカップに入って出てきたマンゴープリンは、
写真だと真っ白ですがこの下に真っ黄色の濃厚プリンが入っております。
スプーンですくって、中を見せて撮れば良かったなと反省。


帰宅後、映画『恋の門』のDVDを観る。発売したばっかりの特別版。
くるりが制作に参加していたので家にあるのです。
映画館で観ても面白かったけど、やっぱ死ぬほど笑えた。オナカ痛い。
松尾スズキの初監督作品なのですが、彼の奇才ぶりを痛感しましたわ。
特典映像もたっぷり付いていて、何が面白いって松尾さんの普通ぶり。
作品の奇才ぶりとは逆に、リアクションがいちいち超普通の人だよ。笑
メイキング映像(撮影最終日は38時間連続で撮影していた地獄の1日)
を観つつ、くるりがまったく家に帰ってこなかった頃を思い出す。
恋人が仕事している姿をこうやって市販DVDで眺めるのも変な感じ…。


夜ゴハンは、ゆで塩豚のサラダ菜巻き、上海煮玉子、ビール。
いい加減、肉を食べ過ぎてる気がするので米なしさっぱりメニューにした。
ゆで塩豚は、塩をすりこんだ肩ロースブロック肉を冷蔵庫で3日間熟成させたもの。
それをニンニク・昆布と30〜40分ほどじっくり茹でます。
韓国甘味噌をつけてワカメと一緒にサラダ菜で巻いて食べると美味いよー!
豚肉は熟成させることによって、旨みがギュッと凝縮されている。
ゆであがった後、あら熱をとってスライスすると断面はピンク色。
肉汁がじゅわー!ああ、至福のおつまみ。


そして、忘れてはいけないのがゆで汁。
美味しいダシが出ているので、
これでゴボウとゆで豚を入れた炊き込みゴハンをつくるつもり。
上海煮たまご(レシピ下記)も、カンタンで美味しいのでぜひお試しくだされ。
年末に載せたものですが、久々なので再掲載。


「上海煮卵」
半熟ゆで卵5個、酒1カップ、しょうゆ1/2カップ、砂糖大さじ2、
オイスターソース大さじ2、ナンプラー大さじ2を鍋に入れ、一煮立ちさせる。
あら熱がとれたら密閉容器に入れ、1週間くらい保存可。
ちなみに漬けタレは、酒を少しずつ足せばずーっと使えるらしい。
白ゴハンに乗せたり、ラーメンに乗せたりしても美味しいぞー。


*ゆで卵を確実に半熟で作る方法
今更ですが、このレシピは絶対に半熟ゆで卵で作って欲しいので!
(今回の写真は、油断してゆですぎ…くやしい)
1)玉子を室温に戻して鍋に入れ、かぶるくらいの水と塩をいれて強火。
2)沸騰するまで箸でころころ転がす(黄身を真ん中にするため)。
3)沸騰したら中火にして時計をチェック!ぴったり5分たったら火を止め、
水にさらす。これでたぶん半熟のハズ。


あ、それと最近HP内にレシピのコンテンツをつくろうかなと考え中。
「あの日記に出てたあの料理って、どうやってつくるの?」と聞かれることが
非常に多くなってきたモノで。ありがたやー。
掲示板とかでは結構答えてるんですけどね。
まあ、ぼちぼち作っているので、アップはまだ先になるかと思いますが。
なにかリクエストなどあったら教えてくださいませ〜。

【2005.4.15FRI〜17SUN】中野呑み、豚ごぼうゴハン、膳、ナポリピッツア
しかし、最近の日記は長いな〜。


15日(金)
小学館ビル地下コンビニの沖縄そばの麺は、「いかすみ」「もずく」「よもぎ」
しかないと思っていたら、実は普通の麺もあるという情報を仕入れた。
そんなことを聞いたら、ぜひとも行きたいじゃないですか。
というわけで本日は、メニューにないのに「普通のやつください」とオーダー。
すると「はーい」って素で出してくれました。
……オバちゃん!メニューに書こうよ!


しかも普通の麺バージョンにすると、ミニカレーがついてくる。
ほかのそばには、黒米を混ぜたようなごはん+漬け物が付くのですが、
ウワサ通りなかなかカレーも美味しい。
うーん。やっぱりすごいな、このコンビニ。


夜8時くらいから我が沿線の中央線・中野でYちゃんと呑む。
まずは、たまに1人で夕食を食べに行っている大衆居酒屋「第2力酒蔵」へ。
魚料理がやたらに美味しいんですよ。
そんなに激安なわけではないが、味の間違いなさ加減で許せちゃう!
冷たいビールを呑みつつ、膨大なメニューから迷いに迷って注文を決める。


初鰹のタタキ、めごちの唐揚げ、べったら漬け(これが旨い!)、
穴子豆腐、めばるの煮つけ。


刺身・煮物・揚げ物・漬け物と素晴らしいバランスの構成ですな。
ここは、魚の煮物がとても美味しい。値段もそれなりだけど。
良い魚を使っているのはもちろん、砂糖と醤油で煮たベタな甘さぶりも好き。
一緒に煮たゴボウがまた良いんだよねー。ああ、白いゴハン食べたい〜!


10時少し前になり、前から行きたかった鰻串屋「川次郎」へ。
鰻のいろんな部位を串で食べさせる店。
でも入ってみると「今日はもう終わっちゃったよー」ってガーン!
店自体は10時半までのはずだけど、材料がないらしい。
ああ、やっぱり1軒目の気合いで行かなきゃだめなのかしら…。泣


完全に鰻串モードだったので、もう1軒の鰻串屋さんへ。
川次郎から歩いて5分の店「いろは亭」です。
以前、ここでスッポンを食べて鼻血が出た覚えが…。笑
鰻にスッポンって、この店の迷いのなさもすごいですけどね。ははは。


黒ビールを呑みつつ、「鰻串盛り合わせ」(肝、串巻、ひれ、白ばら、短尺)を
1人前ずつ食べる。それと野菜串。
やっぱ肝が苦くて好きだなー。黒ビールが合います。
それと、サッパリした「うざく」を気に入ってしまった。
普通と比べてかなりざぶざぶと汁に漬かっていて、酸味が少ない。


ついでにもう1軒。
近所の居酒屋でバイトをしていた学生の頃、仕事帰りに良く来た店。
ホルモン焼きの「味楽来(みらくる)」ですよ!ああー、懐かしい!
安くて美味しいんだよねー。
当時はバイトが終わった後に、朝の6時からとかみんなで来てたなあ…。若い。
Yちゃんも数年前に良く来ていたらしく、
ふたりで「懐かしいー!」と言いまくる。お互い別の思い出ですが。笑


ここでレバ刺しを食べつつ、サンド(ミノのトロみたいなところ)と
カルビを焼いて食べる。酒はレモンサワーと生ビール。


1軒目:穴子、2軒目:鰻、3軒目:ホルモンって、どういう食生活だ!
でもYちゃんとはこの3種と生の魚をローテーションで食べている気も。
結局、終電くらいで帰宅。けっこう酔いました…。


16日(土)
昼から、先日作った茹で豚の茹で汁とゴボウで炊き込みゴハンをつくる。
年末に1度作って、あまりの美味しさに大感動したレシピ。
もちろん高山なおみさんによるものです。
それとワカメとキュウリの酢の物、豆腐の味噌汁。


「ゆで豚とゴボウの炊き込みごはん」
1)お米を2合といでざるにあげておく
2)塩豚をゆでたゆで汁(4/14の日記参照)を煮詰めて、
米2合分の水量にする
3)米に2)を入れて調整し、ナンプラー大さじ2、ごぽうのささがき、
細かく切ったゆで塩豚をのせて普通に炊く
4)炊きあがったら混ぜて蒸らし、食べる直前に黒コショウをひき、
上海煮玉子(4/14の日記参照)をのせて食べる。


夜は、Oくんと下北沢の膳へ。
なんと膳に来るのは1ヶ月ぶり!久々だ〜。
最近、いろんな方々と膳へ行こうと約束をしているのですが、
決して口約束ではありませんのでよろしく! 
まあここで声を大にして言わなくても良いか。笑


砂肝のお刺身、甘エビのタルタル桜の塩漬け風味、季節の野菜のジェノベーゼ、
里芋とレンコンと穴子のアンチョビソテー(←写真撮り忘れた)。


ジェノベーゼ、相変わらず美味しい…今日はそら豆が入ってました。
それと里芋とレンコンと穴子のアンチョビソテーがすごい!
また穴子かよ!ですが、昨日食べた穴子とは全く違う味なので問題なし(?)。
ふわふわやわらかい穴子と、サクサクのレンコン、ねっとりした里芋、
それらをオリーブオイル+ニンニク+アンチョビソースでソテーしてあります。
あー、んまい。美味すぎる。
ビールを数杯飲んで、その後いつもの白ワインをボトルで1本。


Oくんと会うのはまだ今日で2回目なのですが、
ゆっくりいろいろ話せて良かったです。
しかもスーツ!しかもネクタイではなくチーフですよ!大好物!
ぜひこの人とは、いつも仕事帰りにお会いしたいものだわ。笑
四万十川に飛び込んだ話がえらい面白かったです。
川まで片道15キロの距離を宿のチャリで爆走し(しかも海パン一丁で)、
地元中学生と一緒に観光客とは思えない飛び込みっぷりをみせたらしい。
よーやりますな。


17日(日)
スウェーデン在住の友人Nくんからの国際電話で起きる。
とは言っても、Web日記での言動があまりにも日本情報に詳しすぎて、
絶対スウェーデンになんか住んでないとふんでいるのですが。
どう考えてもまだ神戸にいるよ、あの人!笑


一応、近況報告などから始めてみるものの、そのうち脱線しまくり。
あからさまに国際電話で話す内容ではない超くだらない会話を延々と3時間。
しかもご丁寧に途中で充電が切れ、それでもかけなおしてしゃべったり。
Nくんとは、一体何をそんなに話すことがあるんだというくらい、
一緒にいると喋ってる気がするな。ネタの披露し合いか?女子中学生?


しゃべりつかれてお昼ゴハン。
昨日、Oくんに香川出張土産でもらった讃岐うどんだ!わーい!
パッケージの作り方説明に、
「1.ご家庭で一番大きな鍋にお湯を沸かし〜」って書いてあるのが良い。
とにかく大量のお湯で茹でろってことなんだけど、
すごくわかりやすい説明よねー。と感心しつつうどんを16分茹でる。


ゆでたて熱々に、生卵、だししようゆ、万能葱、もみのりをかけて食べます。
釜玉ってやつですね。うーん、美味い!


洗濯したり掃除したりして、近所の電気屋へ行く。
私のmacは、ある濁音を続けて打つと必ず固まるという妙なくせがあって、
(固まるから今は打てないけど)
いっそのことwinに乗り換えようかと画策中なのだ。
あー、どうしよう。デルが良いという話は聞くけど、
この前、偶然使ったvaioの美しすぎる液晶にもやられている。


夜は、母と銀座『isola blu』でイタリアン…のはずが、
いきなり電話がかかってきて「銀座で買い物してたら腕が疲れたから、
Kさん(ボーイフレンド)に車で送ってもらって今日は帰る」だと。
なぬー!せっかくスケジュール空けて予約もしてるのに!
しかも「腕が疲れた」ってなんじゃそりゃ!
とはいえ、昔からワガママっぷりではかなうわけもなく、
あきれ半分で電話を切る。ホントにもー、根っからの女王体質…。


とはいえ頭と胃は完全にイタリアンなモード。
ああ、『isola blu』行きたかった…ナポリピッツアが美味いんですよ。
白金の『ISOLA』の系列店で、使いやすいのでたまに行く店。
(ちなみに、あと好きなナポリピザ屋は青山の『クアトロルーリオ』、
中目黒の『サヴォイ』でしょうか。表参道『ナプレ』は店員がイヤ…)
仕方ないので、歩いていける吉祥寺『ラ・ターナ』へひとりで行く。
ここも美味しいし、まあいいかー。
以前、定休日を聞いたら「適当です」とか超アバウトな答えが返ってきた、
この競争の激しい吉祥寺で特異な店。
念のため、「今日やってますか」電話したら、
「一応ラストオーダーは10時半ですけど」って。よっしゃー!


……がっ。
7時半に行ったら看板に「本日売り切れ」の札が!
そ、そんなー! 
わざわざ電話までしたのに…しかも7時半ってやる気あんのか!
いや、微妙にないから定休日も適当なのよね。笑


こうなると「どうしてもナポリピザが食べたーい!」という気になる。
「いっそ、この足で白金でも青山でも行ってやる(スッピンですが)」とか、
変なキレ方をしそうになり自分を押しとどめる。
でも吉祥寺にはもう1軒ナポリピザ屋があるんすよ。ぐふふ。
というわけで『オールドクロウ』へゴー。
* ちなみに「ナポリピザ屋」とは、
「店内に石釜があって、ふちがフカフカのナポリ風ピザを出す店」を指してます。


店が広いので、余裕で入れる。
見事にデート客ばっかりだなあ。
マルゲリータ(モッツアレラとバジルのピザ・1500円)を頼んで、
生ビールを飲んでいるとお通しとしてガーリックトーストがきた。
ピザを頼んでいる客にパンのお通しってどうなのよ!?と思いつつ。


ピザはなかなか美味しいですよ。
さすがに全部は食べられなかったが、気分的には大満足でございます…。

 

 

 

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